コンテンポラリー

柚木沙弥郎【染色家】の経歴と展覧会を紹介。作品やグッズの販売価格は?

型染めの第一人者、96歳になってもなお活動を続けている、染色家の柚木沙弥郎(ゆきのさみろう)。

素朴なオブジェをモチーフとしたシンプルなデザインに、斬新な色彩の作品が素敵ですね。

この柚木氏のデザインした布作品のグッズが販売されていて、人気を集めています。

今回は、柚木沙弥郎のwikiプロフィール、経歴、作品のバッグや絵本を紹介して、販売価格も見ていきましょう。

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柚木沙弥wikiプロフィール

「柚木沙弥郎」の画像検索結果

1922年、東京に生まれる。美術史を学ぶため東京大学に入学するも、
戦争で勉学が中断される。大原美術館に勤務した折に民芸に魅せられ、
染色家の芹沢銈介氏に師事。型染めによる作品を発表してきた。
1958年、ブリュッセル万国博覧会で銅賞受賞。
1990年、第一回宮澤賢治賞受賞。1996年、初の絵本『魔法のことば』で国際図書賞を受賞。
作家活動と並行して女子美術大学で教鞭を取る。
1987年より退官するまで同大学の学長を務める。

出典:クレヨンハウス

柚木氏は、東京大学で美術史を学び、研究をしていたのですが、24歳のときに染色家、芹沢銈介のもとに弟子入りします。

そこから、様々な技法や型染めを学び、作品は「日本民藝館」に所蔵されるほどに至りました。

100歳にちかくなった現在でも、毎年展覧会を開き、精力的に作品を作り続けています。

柚木沙弥郎デザインのバッグを紹介!

柚木氏の、鮮やかな色彩でシンプルかつ大胆に描かれる作品は生命力にあふれ、その豊かな表現は多くの人の心を惹きつけ国内外の幅広い世代に根強いファンを持っています。

「生活の中で使っていただきたい」と語る柚木氏の思いが色濃く反映された、独特の温かみとモダンさを兼ね備え、現代の生活に心地よく溶け込んでいます。

SIWA SAMIRO YUNOKI バッグフラット  

サイズS W210 × H250 mm 3000円

サイズM  W280 × H345 mm 5500円

サイズL  W380 × H435 mm 9000円

サイズによって、多少デザインが違いますが、どれもシンプルで素敵ですね。

素 材:ハードナオロン
        (大直の開発した水に濡れても破れにくい強度のある和紙。
         素材の一部にリサイクルペットファイバーを使用。)
内ポケット付 

近所へお買い物や、大きなものをもって外出の時に、便利なバッグですね。

ネットで販売しています。

柚木沙弥郎の絵本

ぎったんこばったんこ / 柚木沙弥郎 / 子供 / 絵本|bookfan

猫の親子がシーソーの乗る物語です。

猫好きにはたまりません!

 

「せんねんまんねん」 イラスト 柚木沙弥郎

ちいさなもの、ものいわぬもの、目に見えないものも、見のがさずに。まど・みちおの言葉が、柚木沙弥郎の絵によって、雫のように深く胸におちてくる絵本です。

まどみちおの詩のリズム表現し、具象と抽象を互いに差し挟んでいて、子供の読み聞かせというより、大人の一冊ですね。実に色彩が美しい!

「ぜつぼうの濁点」  イラスト柚木沙弥郎 

昔むかしあるところに言葉の世界がありましてその真ん中におだやかなひらがなの国がありました。ひらがなの国でおきたふしぎなお話です。

斬新な言葉遊びの本で、タイトルだけみても読みたくなっちゃいますね。読み終わった後は、自分の人生の生き方を考えさせられる、ちょっと自己啓発的な本です。

「魔法のことば―エスキモーに伝わる詩」 イラスト 柚木沙弥郎 

エスキモーの人々に伝わる、「ことば」のもつ不思議な力を歌った力強い詩と、おおらかで迫力のある絵とが一体となって、魔力に満ちた始原の世界を伝える美しい絵本。

幼稚園からの読み聞かせにいいでしょうが、願いを口にしなければ叶わない、という言葉の引力に惹かれてしまう内容です。

柚木沙弥郎の展覧会

柚木沙弥郎 個展 “FOLKARTIST”

会期 2020年9月4日~10月20日
会場 IDÉE TOKYO 併設 IDÉE GALLERY
住所 東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内 グランスタ東京 B1F
電話

03-5224-8861

https://www.idee.co.jp/

柚木の新作を含む布の作品を展示・販売。大胆に、時に繊細に、生き生きとしたモチーフや豊かな色彩に彩られた柚木の作品は、生命力にあふれ、私たちに生きる喜びを伝えてくれる。 出典:美術手帖

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まとめ

世界的に有名な染色家、柚木沙弥郎の作品も、身近な生活の中に、取り込むことができるんですね。

バッグは、ちょっとみんなと違うオシャレ感覚よりも、一段上をいったセンスの良さが光るもので、一つは 買ってみたいものです。

また絵本の方は、子供と一緒に読むということだけでは終わらない内容の深さが、柚木氏の絵とマッチして深い意味ある本となっています。

休日にゆっくり読んでみたい絵本の一冊ではないでしょうか?

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