40年にわたって全国の銘菓を食べ比べている旅行作家の中尾孝隆之氏。
5000種類もの銘菓を、実際に店舗に行って購入し、食しています。
今回は中尾隆之のプロフィール、経歴、学歴、新版「日本銘菓百銘菓」をご紹介します!
中尾隆之のプロフィール
名前:中尾隆之 (なかおたかゆき)
生年月日:1941年
年齢: 76歳
出身地:北海道
職業:旅行作家
お年が70代後半とは驚きましたね。
旅行作家として色んな場所を訪れているためか、パワフルで明るい様子は、素晴らしいです。これからの時代は人生100年、現役は80歳まで続けると言われていますから、76歳現役の作家、中尾氏は、時代の先駆者とも言えるでしょう。
また出身が北海道ということですが、北海道生まれの方は作家の才能が、たっぷりとありそうです。北海道生まれの有名作家は、例えば、黒柳徹子の母、随筆家の黒柳朝、俳人の西川徹郎、歌人の岡しのぶ、劇作家ではイナダなど多数です。
中尾隆之の学歴
出身大学は早稲田大学。
今から50年ぐらい前に早稲田大学に入学できるなんて、秀才だったんですね。
高校は分かりませんでいたが、北海道出身ということで、北海道の高校ではないでしょうか?
北海道で偏差値の高い高校といえば、札幌光星高校、札幌北高校、函館ラ・サール高校などですが、早稲田に入学できるのですから、出身高校は偏差値の高い高校だったと思います。
中尾隆之の経歴
大学卒業後、高校教師になりました。その後、出版会社に入社。
そしてフリーの旅行作家として、活躍します。
作家としてのキャリアステップを順番に踏んでいますね。作家って、教師とか出版社からスタートの人が多いですが、中尾氏はその両方を勤め上げて、経験が十分になり、フリーになったんですね。
新聞、月刊誌、週刊誌、PR誌に町並み、歴史、文学、人物、和菓子、鉄道、温泉などの紀行文・コラム・エッセイ・ガイド文を寄稿しています。
主な著作に「町並み細見」「全国和菓子風土記」「日本の旅情60選」などがあります。
2007年には、「TVチャンピオン」の「全国お土産銘菓通選手権」で優勝しました。
饅頭カリスマ 中尾隆之の「日本百銘菓」
これらの銘菓を食べずして、日本という国は語れない──。
知る人ぞ知る実力派銘菓から、定番土産の驚くべき秘話まで──。日本全国に無数に存在する銘菓のなかから、「死ぬまでに食べたい逸品」や「唯一無二のユニーク秀菓」など、八つの見地で100種を厳選。銘菓がもっとおいしくなる雑学を添え、エッセイ形式で紹介する。全国をくまなく歩き続けた旅行作家による、40年に及ぶ取材の集大成が一冊に! 旅行・出張に必携のオールカラー。
<出典 アマゾン>
オールカラーなので、見ているだけで、色彩はもちろん、味を想像してしまう美味しい本です。
9章に分かれて100のお菓子を紹介しているのですが、この中で「第4章 迷わず選びたい出張土産10」があります。
饅頭カリスマ中尾氏は、おみやげにふさわしい銘菓を選ぶための7項目を上げています。
- 歴史・風土など地域性がある
- 老舗ならではの風格・品格が伝わる
- 日保ちが3―4日以上ある
- 個包装で風味と清潔感が保全されている
- 大きさ・重さ・見映えがよい
- 人気・話題性に富んでいる
- 個性的でユニーク、希少なこと
結構条件がいろいろありますね。この条件をヒットするお菓子はいくつあるのでしょうか?
例えば、博多通りもん(福岡県福岡市・明月堂)
もともと機内食出だされたものですが、美味しさが評判になり、全国販売になったそうです。柔らかいバターと混ざった餡がしっとりして、口の中でとろける食感です
山田屋まんじゅう(山田屋)
実に日本的な色と形!創業150年伝統の味です。
非常に薄い皮に中に、控えめな甘さのこしあん。和菓子の王道ですね。
萩の月(宮城県仙台市・菓匠三全)
全国に類似商品を生んだパイオニアのお菓子です。
このフワフワ感で、常温で日持ちするのは「萩の月」が草分けだったんですね。あの中のカスタードクリームがなんとも優しく口の中に広がるのが、たまりませんね。
この「日本百銘菓」を見ていると、どれもこれも、食べたくなって、現地にいますぐ行ってしまいそうな気分になるので、要注意です。
まとめ
饅頭カリスマ中尾隆之氏のプロフィールや経歴、お菓子の紹介はいかがだったでしょうか?
中尾氏はこの銘菓歴40年以上の強者ですから、これだけのお菓子を知って、特徴やお薦め品が沢山あるんですね。
これを機会に皆さんも、お菓子を求めて旅するのも、楽しいかも知れませんね!
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