女優でエッセイストの小林聡美(こばやし さとみ)さん。
ドラマ「やっぱり猫が好き」や映画「かもめ食堂」でお馴染みですが、現在はどのような活動をしているのでしょうか?
ここでは、小林聡美さんの経歴・学歴・賞歴を交えて、若い頃から現在までの活動を追ってみたいと思います。また、結婚した夫 三谷幸喜さんたご家族(両親、兄弟姉妹)はどんなかたなのでしょうか。
小林聡美のプロフィール 学歴・賞歴
引用元:https://milkpan.link/blog-234-19443
生年月日:1965年5月24日
出身地:東京都葛飾区
学歴:東京都立篠崎高等学校
学習院女子大学文化交流部、学習院女子大学大学院
主な賞歴
- 1982年度 第7回報知映画賞 新人賞、第4回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞、第6回日本アカデミー賞 新人俳優賞(『転校生』)
- 2004年度 第41回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演女優賞(『光とともに…〜自閉症児を抱えて〜』)
- 2014年度 第36回ヨコハマ映画祭 助演女優賞、キネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞、2014年度 第38回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞、2014年度 第57回ブルーリボン賞 助演女優賞(『紙の月』)
小林聡美の家族と若い頃
小林さんは、1954年5月24日に、東京都葛飾区で生まれます。
父親の職業は大工で、姉と弟がいます。
子供の頃は比較的内向的で人と話すのが苦手な性格でしたが、女優になりたいと思っていました。1979年、中学2年の時に『3年B組金八先生』のオーディションに合格し、生徒役でデビュー。
引用元:https://blog.goo.ne.jp/macky2466/
この「金八先生」で才能を見いだされ、1982年、大林宣彦監督の『転校生』で主演に抜擢。同作で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
1988年、『やっぱり猫が好き』の三女・きみえ役を演じ、個性派女優として人気が上がります。
引用元:https://ameblo.jp/chihiak0123/entry-12371770437.html
2003年には、『すいか』でテレビドラマ初主演。
2006年に群ようこの小説を映画にした映画『かもめ食堂』の主演をし大ヒットしました。小林さんは、舞台となったフィンランドに、以前から興味を持っており、2019年からフィンランド親善大使を務めています。
撮影にあたって、現地の食堂「カハヴィラ スオミ(Kahvila SUOMI)」をかもめ食堂のセットとして使用していて、現在も「ラヴィントラ カモメ(Ravintola Kamome)」として実在しています。日本人の集中する観光スポットとなっているそうです。
小林聡美の結婚した夫
小林さんは脚本家の三谷幸喜と1995年10月に結婚。
引用元:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/
馴れ初めは、三谷さんが「やっぱり猫が好き」の脚本を担当していて、小林さんに積極的にアプローチしたとか。
しかし、残念ながら2011年5月には離婚。破局の理由は、三谷さんの浮気、マザコン、人嫌い、小林さんの飼っていた猫が死んでしまったなどと、いろいろと憶測されています。
二人の間に、子供はいませんでした。三谷さんはその後、一般女性と結婚しています。
小林聡美の本
ワタシは最高にツイている
引用元:https://www.amazon.co.jp/
自己啓発本のようなタイトルですが、小林さんの日常をさらっと書いているエッセイです。おすすめランキングでは常に上位に入っていますが、特に感動する話でもなく、物足りなさを感じます。気ままで読みのが適している本でしょう。
マダム小林の優雅な生活
結婚生活も三年目に突入したマダム小林。家事全般をひきうけながらも、一歩外に出れば女優という職業婦人である。そんなマダム小林、ある時はロケ先であわや突然死事件を起こし、ある時はストーカー銀行員と対決し、またある時は、愛するオットとカナダで激流に呑み込まれる…。慎ましやかだけど、なぜだか笑える事件続出の「マダム人生」 出典:アマゾン
聡乃学習
無理せずにゆったり生き、興味のあることに飛び込んで様々なこと学びながら丁寧に生きる50代の女性が共感できる内容です。
亡くなった美空ひばりさんと同い年になったことに感慨し、トーベ・ヤンソンや石井桃子さんの暮らしから「ひとりで暮らすこと」を考える。迫り来る老いに備えホットヨガや健康体操教室に参加し、憧れの山歩きに挑戦したり趣味の俳句を楽しむ。そして、長く一緒に暮らした愛猫を看取る…。背筋が伸びるエッセイ集。 出典:アマゾン
小林聡美の現在の活動
45歳の時に社会人入試に合格し 学習院女子大学文化交流部年に入学しています。また、2015年卒業後は大学院へ進学。「近世の風俗や落語の歴史的展開を研究したい」に大変興味があり、学術的な研究をしているようです。
2011年頃より俳句に関心を持ち、自ら句会を立ち上げ、月に1回、8人のレギュラーメンバーで句会を開いていて、毎回ゲストを呼ぶという形をとっています。
2019年11月には、映画『閉鎖病棟 -それぞれの朝-』に看護師役として出演。
女優、エッセイストとして努力を惜しまず、精力的に活動を続けている姿は、いつまでも女性の憧れとなっているようです。