俳優歴40年のベテラン俳優 小林薫(こばやしかおる)さん。
若い頃からその才能を見いだされ、ドラマ、映画、CMと大活躍されています。また「美の巨人」のナレーションを2000年から務め、多くの視聴者の心を掴みました。しかし、番組が「新美の巨人」に変更になり、降板されてしまって、未だ切に小林さんの復帰を願うファンがいます。
ここでは、小林薫さんの若い頃の経歴、学歴、賞歴を見ていきます。
また結婚した妻や子供、家族はどんな人達なのでしょうか。
小林薫のプロフィール 学歴・経歴・賞歴
引用元:http://hukuhuku9891.seesaa.net/article/443641889.html
生年月日:1951年9月4日
出身地:京都府京都市
学歴:京都府立洛東高等学校 卒業
小林さんは、演劇をしていた兄に影響され、俳優を目指します。1971年から唐十郎主催の「状況劇場」に入団し、根津甚八さんとともに、看板役者として活躍します。
小林さんは1980年、29歳のときに「状況劇場」を退団。「状況劇場」は1960年後半から1970年代の代表的で一番人気のアングラ劇場でしたが、脱退者も多かったのです。小林さんもこの劇団で演技するのに限界を感じてやめました。
状況劇場時代の小林薫 引用元:https://www.1101.com/iijima_shokudo/kobayashi/
唐十郎さんは小林さんの退団には反対で、説得のために包丁持参で小林さんの住むアパートを訪れたとか。しかし、その危険を知って先に小林さんは部屋から逃げ出して、うやむやのうちの退団したという話が囁かれています。
1981年からはドラマでは、「峠の群像」「ふぞろいの林檎たち」、映画では「セカンド・ラヴ」「秘密」などで一般的にも人気が出ました。
ふぞろいの林檎たち 引用元:https://middle-edge.jp/articles/I0000420?page=2
主な賞歴
- 1979年 第4回報知映画賞 新人賞(『十八歳、海へ』)
- 1985年 第59回キネマ旬報ベスト・テン 助演男優賞(『それから』)
- 1986年 第9回日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞(『恋文』、『それから』)
- 1999年 第23回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞(『コキーユ』、『秘密』)
- 2008年 第31回日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞(『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン』)
- 2009年 第30回ヨコハマ映画祭 主演男優賞(『歓喜の歌』、『休暇』)
- 2017年 第26回日本映画批評家大賞 主演男優賞(『続・深夜食堂』)
出典:ウィキペディア
小林薫の結婚した妻
小林さんは2回結婚しています。
中村久美
引用元:https://geinou-9.jp/kobayasi-kaoru-koume/
10歳下の女優 中村久美さんと、1984年(小林さん34歳)のときの結婚しています。
中村さんは高校生と時にデビューして80年代、90年代とスラッとした美人女優で人気を集めました。
二人の出会いは、1981年のNHK銀河テレビ小説「青春戯画集」での共演でした。
残念ながら、1995年に離婚しています。理由は小林さんが女性との交際が激しかったことと、中村さんに子供ができなかったことだと言われています。
小梅
引用元:http://nico.co.jp/artist/koume/
2009年に女優・モデルの小梅さんと結婚しています。
小梅さんは1973年生まれで、小林さんとは22歳も年の差があります。小林さん58歳、小梅さん36歳のときでした。
馴れ初めは2002年にドラマ「私立探偵濱マイク」で共演したことのようです。
小林薫の子供
小梅さんとの間に、2010年1月に男の子が生まれています。
以前から子供が欲しかった小林さんにとっては、還暦前に子供ができて非常に喜んだそうです。結婚も小梅さんが妊娠したので、籍を入れた、という噂もあります。
小林さんはすっかり子煩悩はパパになって、毎晩飲み歩くのもきっぱりやめて、仕事が終わると家に直行することが多くなりました。また身体を鍛え、幼い子供と元気に遊べるようにトレーニングも欠かせないそうです。
小林薫の若い頃と家族のまとめ
- 若い頃は「状況劇場」の花形スターだった。
- 「状況劇場」を退団してから、一般的にも人気が出て、数々の賞を受賞している。
- 前妻は女優の中村久美で、結婚生活は11年間続いた。
- 現在の妻はモデルの小梅。22歳年下である。
- 2010年生まれの息子が小梅との間に一人いる
役者としての成熟した技で、ドラマや映画のストーリーを感慨深いものにしてくれる小林薫さん。これからも、本当の大人の演技で私たちを楽しませてくれることを期待しています。