Short Story

芸術家とは誰なのか|ショートストーリー

「芸術」についての定義は古今東西さまざまであり、人々が熱く語るテーマです。

そして、その芸術を創り上げる「芸術家」というのは、一体誰なのでしょうか?

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「芸術家とは誰なのか」

会社に行く駅までの道で、オペラ「フィガロの結婚」を正確に歌うサラリーマン。
つまらない授業の時、ノートに教授そっくりの似顔絵を描く大学生。
河原で不格好な石を高く積み上げ秘密基地を作る子供。
洗濯の途中、ベランダに来たスズメの飛び立つ瞬間を撮る主婦。
告白できないでいる想いを、自分の日記にライトノベル風に書くアラサー女子。
一人暮らしの部屋で運動不足解消のためにアラベスクをする老人。

彼らがしていることは、芸術としての価値はない。
芸術というのは大衆からの多くの支持と象徴的な権威が必要なのだ。
観賞者がいなければどんな素晴らしい作品でも芸術ではない。

けれど、彼らはそれをすることによって、「喜び」「希望」「平穏」を得られることができる。
自分の人生をより良くするための所作は、芸術の本来の意ではないだろうか。
だから、私たちの誰もが素敵な芸術家として生きているのだ。

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売れなければ芸術家とは呼ばれない?

サザビーズオークション」への出品方法とは?利用者が語るオークションの醍醐味 | Precious.jp(プレシャス)

引用元:https://precious.jp/articles/-/6270

「芸術」というのだから、芸術で収入がなくては「芸術家」とはよべないと思いますが、タイトルとして使用できるようです。

 そのことに従事している人であることを表す。「咄 (はなし) 家」「革命家」「芸術家」「起業家」
そうした性向の強い人、また、そういう状態にいる人であることを表す。「愛妻家」「情熱家」「努力家」「好事家」「財産家」  出典:GOO辞書

収入がなくても、何の賞をとってなくても、自分のことを「芸術家」と言ってもまかり通るわけですね。確かに芸術だけで食べていけるのは、至難の業といってもいいでしょう。

世界に名だたる芸術家ともなると、努力は勿論のこと、優れた才能、発想力、ビジネス力、幸運に恵まれた人たちだけと言えそうです。

日本は世界に誇る美術館の数であり、展覧会はいつも観覧者で混雑しています。そのうえ、「表現の自由」や「芸術家の差別の問題」などがよく話題となります。芸術教育も今の日本では、かなり進歩的な指導が受けられるはずです。

しかし、美術市場は高くないんですね。みんな美術は見るけれど、作品を買う人は少ないのです。ですから、世界的に有名な日本人芸術家たちは、市場の広い欧米に移住してしまうのも一つの理由です。日本人としては悲しい気がしますが、まだまだ海外に流れていってしまう日本人芸術家はあとをやまないでしょう。

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