第27回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、東京国際映画祭女優賞を受賞、そして、にベルリン国際映画祭の銀熊賞（最優秀女優賞）を受賞し、日本を代表する女優 寺島しのぶ（１９７２年１２月２８日〜）さん。
ここでは、大物女優 寺島しのぶさんの家族構成について見ていきましょう。
両親、兄弟、結婚した夫、息子、など豪華な家系で、女優になるべくしてなったという方のようです。
寺島しのぶの両親 父親・母親と子供時代
寺島しのぶさんは、七代目 尾上菊五郎（しちだいめ おのえ きくごろう）さんと女優 富司 純子（ふじ すみこ）さんの間に長女として、１９７２年に京都市で生まれました。
父親 七代目 尾上菊五郎
引用元：https://www.oricon.co.jp/prof/428005/photo/
本名は寺島 秀幸（てらしま ひでゆき）、１９４２年生まれ。
NHK大河ドラマ『源義経』昭和41年に、当時最年少で主演し、２００３年には人間国宝に認定されています。現代歌舞伎のスターであり、お家芸の世話物を得意とし、特に江戸っ子の小悪党をやらせたら、右に出る者はいないとまでいわれています。
しのぶさんは、歌舞伎の家系に生まれたことで、男に生まれていたら、歌舞伎役者になりたかったそうです。子供時代は父親とはあまり話さなかったそうですが、プロレスが好きで、父親にもプロレス技をかけたとか。しかし、菊五郎さんは手加減せず、何度やっても勝てないため、非常に悔しかったそうです。
しのぶさんは、自分が家庭の中で女性であることに悩んだ時期もあったようですが、父親の親友であった太地喜和子さんの勧めで、大学時代から女優を志し、文学座に入団しています。
母親 富司 純子
引用元：https://eiga.com/person/62251/
１９４５年生まれ。父親はテレビ、映画のプロデューサーです。１９歳のときスカウトされ、映画映画『八州遊侠伝 男の盃』で千葉真一さんの恋人役でデビュー。菊五郎さんとの出会いは『源義経』で静御前として共演したときでした。
旧芸名は藤 純子（ふじ じゅんこ）で「緋牡丹のお竜」でお馴染みですね。
結婚して一度引退をしましたが、司会者として復帰し、育児が落ち着いて女優にも復帰し、近年では連続テレビ小説『てっぱん』で祖母役を演じ、ギャラクシー賞を受賞。
純子さんはとても心配性で、しのぶさん仕事にも干渉したそうです。映画でヌードのシーンもあると、「嫁入り前の娘がそんなことして、どうなるか分かってるんでしょうね！」と、脅しのような感じで、やめさせようとしたりしたこともあったとか。でも、これは娘を愛する母親ならみんなそう考えるでしょうね。
でもしのぶさんは母親が、どんなに仕事が忙しくてもは、学校行事はすべて出て、子育てに熱心であったのを感謝していると語っています。
寺島しのぶの兄弟 弟 五代目 尾上菊之助
引用元：https://futaba05.com/archives/17552
しのぶさんの５歳年下で１９７７年生まれ。「絵本牛若丸」の牛若丸で六代目尾上丑之助を襲名し６歳で初舞台。
端正な顔立ちと色気で、女方も二枚目も魅力的に演じられる現代の歌舞伎を担う若手スターのひとりです。また、歌舞伎以外にも蜷川幸雄の舞台、映画などにも積極的に出演しています。
２００６年公開の『犬神家の一族』では犬神松子の長男・犬神佐清役で出演し、犬神松子役は母親の純子さんが演じ、スクリーン上での親子競演でした。
妻は、二代目中村吉右衛門の四女で、息子と娘が二人います。
寺島しのぶの結婚した夫
引用元：https://www.gov-online.go.jp/eng/publicity/book/hlj/html/201807/201807_02_jp.html/span
2007年2月26日、日本在住のユダヤ系フランス人アートディレクター、５歳年上のローラン・グナシア（Laurent Ghnassia）と結婚。
ローランさん映画の仕事で知り合ったそうですが、しのぶさんが一目惚れして、３ヶ月にゴールインとスピード婚でした。ローランサンにとってこの結婚は２度めで、元妻との間に娘がいます。
寺島しのぶの息子
引用元：https://tonboeye.com/mahoro/
しのぶさんとローランさんの間に、2012年9月12日生まれの寺島眞秀（てらじままほろ）くんがいます。
すでに歌舞伎、パリコレ、CM出演と芸能活動を始めていて、三ヶ国語を話し、慶應に通っているという忙しい毎日です。
寺島しのぶ 家族のまとめ
- 父親は七代目 尾上菊五郎
- 母親は女優 富司純子
- 弟は五代目 尾上菊之助
- 夫はフランス人アートディレクター、５歳年上のローラン・グナシア
- 息子は2012年生まれの寺島眞秀
しのぶさんの父方は代々歌舞伎役者ですし、母方も映画関係ですから、代々芸能一家で、女優になるべくしてなった、ということですね。これからもご家族とともに寺島しのぶさんの活躍を期待しています。
