HPS(Highly Sensitive Person)はとても繊細な人のことで、病気ではありません。しかし、落ち込みやすい、眠れない、他人の言動をとても気にするなど、精神的には辛いことも多々あります。
このHPSのカウンセラーが武田友紀さん。『繊細さんの本』でHPSの症状や対処の仕方がよくわかり、メディアでも人気を集めていますね。
ここでは、武田友紀さんのプロフィール、学歴、経歴、講演会や本を紹介します。また、武田さんのカウンセリングは受けられるのでしょうか?
武田友紀のプロフィール 学歴・経歴
引用元:https://withnews.jp/article/
生年:1983年
出生地:福岡県
学歴:九州大学工学部機械航空工学科卒
武田さんは大学卒業後、TOTOでウオッシュレットの研究開発をしていました。仕事はやりがいもあり、上司や同僚にも恵まれていました。しかし、あまりにも仕事が忙しくプレッシャーが重くのしかかってきて、6年後に会社にいけなくなってしまいました。
2年間の休職中に、HPSという気質を知り、自分がとても繊細であることがわかりました。そして、一人でいる時間を増やすことで、徐々に精神が安定してきたそうです。
2年後に復職しますが、自分の繊細さと情報を分析しアドバイスするという自分の強みを活かすために、カウンセラーとして独立をします。「老後をとるよりも2年後に笑っていたい」と30歳でTOTOを退社しました。
心象風景を描いた水彩画の販売や、人間関係アドバイスなどのサービス、フリーのカウンセラーとして個人向けの人間関係カウンセリングや適職診断を行っています。
また、DataStrategy株式会社・人材分析室室長に就任し、経営者向けコーチングや企業向けの人材マネジメントでも活躍しています。
武田友紀の本
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本
「まわりに機嫌悪い人がいるだけで緊張する」「相手が気を悪すると思うと断れない」「疲れやすく、ストレスが体調に出やすい」「細かいところまで気づいてしまい、仕事に時間がかかる」そんな「繊細さん」たちから、「人間関係も仕事もラクになった!」と大評判。予約殺到の「HSP(とても敏感な人)専門カウンセラー」が教える初めての本! 出典:アマゾン
今日も明日も「いいこと」がみつかる 「繊細さん」の幸せリスト
引用元:https://www.amazon.co.jp/
武田さんの最新本。HPSの人が幸せに生きられるためのコツが書かれているようです。
武田友紀の講演会
武田さんはトークイベントなどを行っていますが、2020年の講演会やイベントは未定です。
詳細は武田さんのサイト 「繊細の森」で御覧ください。
武田友紀のカウンセリングは?
武田友紀さんは、HSP向けの適職診断とカウンセリングを行っています。
料金:33,000円/70分(適職診断)、28,000円/60分(なんでも診断)
場所:東京(巣鴨)、オンライン、電話
出典:https://liferanking100.com/hsp-counseling-websites/
しかし、現在は多忙なため、残念のことにリピーターの方のみで、新規の方は受け付けていません。
HPSは治せるのか?
HPSは病気ではなく気質であるので、持って生まれた、もしくは今までの経験でできあがった性格でしょう。ですから、すぐに変えるというのは難しいので、ゆっくり時間をかけて変えていくのがいいのではないでしょうか?
どうしても自分で嫌だと思う部分は、HPS専門でなくてもカウンセリングを受けながら、変えていくのがいいと思います。
しかし、自分を変えるというのはとても難しいことです。現代では、自分を変えることや、他人のポジティブ思考に合わせるというのではなく、自分のすべてを認めて、自分ができることを探していく、というのが主流のようです。