グラフィックデザイナー、画家として活躍している横尾忠則氏。
「Y字路」や「ラッピング電車」の作品が有名で、三宅一生との交友関係もありますね。
今回は、横尾忠則氏の家族について調べてみました。
結婚した妻や娘や息子、そして兄弟はどんな人なのでしょうか?
横尾忠則のプロフィール
名前:横尾忠則(よこおただのり)
生年月日:1936年6月27日
出身:兵庫県西脇市
学歴:兵庫県西脇高校
職業:画家、グラフィックデザイナー
横尾忠則氏は、成瀬光政とツヨの次男として生まれますが、2歳のとき、叔父の呉服商であった、横尾誠起・輝恵夫妻の養子となり、この頃から絵心があったと言われます。
美大を出ていないんですね。通信教育でデザインの勉強をし、経験を重ねてデザイナーの仕事を取っていったようです。
アート・ワールドの大物になるのに、必ずしもアカデミックな教養が必要ではないことを物語っている芸術家です。
NHK大河ドラマ「いだてん」のロゴを制作しました。 pic.twitter.com/VJEVzvpVxA
— 横尾忠則 (@tadanoriyokoo) 2018年11月13日
1980年にニューヨーク近代美術館にて開催されたピカソ展に衝撃を受け、画家宣言。以来、美術家としてさまざまな作品制作に携わっています。
横尾忠則の結婚した妻は?
横尾忠則氏の妻は、1歳年上の女性、谷康江さんと言い、1957年20歳で結婚しています。
横尾氏がまだデザイナー時代に働いていた「神戸新聞会館」で二人は出会い、結婚をされたそうなのですが、お互い忙しく新婚旅行を近場、有馬温泉で済ませてしまったとのエピソードも残っています。
引用元:https://akasann.biz/yokootadanori-musuko-musume/
現在でも横尾氏と取材や会合などに同行しているようです。
息子 横尾英 (よこお えい)
引用元:https://akasann.biz/yokootadanori-musuko-musume/
1962年生まれ。
「アートプラネット・Y」という横尾氏のグッズなどを売る会社に勤務。インターネットや展覧会での企画販売を担当。独身。
横尾英さんからみた父親、横尾忠則は、典型的な日本の父親で「おまえはまだまだだな!」っていう育て方をしていたといいます。
子どもの時は、父親と接する機会がなくて、「うちの父はいない」
と感じていたそうです。滅多に会うことはなかったので、近寄りがたくなり、どう喋っていいのかわからなかった、と語っていました。
娘 横尾美美 (よこお みみ)
引用元:https://akasann.biz/yokootadanori-musuko-musume/
1964年生まれ。 画家として活躍しています。
「リキテックス ″」というアクリル絵具を用いて制作されていて、 それにより立体的な刺繍のような質感表現の作品が主なようです。
父親と同じように、アカデミックな美術の勉強はしてはいず、20代になってから絵を描き始めて、感覚で描くテーマを決め、フリーで活動しています。
「父親からの影響は?」と聞かれるのが一番困るそうですよ。
大物の父親をもつと、やはり比較されるしこういう質問に、答えるのは難しいですよね。
弟 成瀬政博 (なるせ まさひろ)
1947年生まれ。イラストレーター、画家、エッセイスト。
大阪外国語大学を卒業後、公務員の傍ら美術評論を書いていましたが、退職してイラストレーターに転身しました。「週刊新潮」の表紙絵とコラムを担当しています。
引用元:https://gensun.org/pid/1103131
妻と5人の子供がいます。
長野県安曇野に「BANANA MOON」という個人美術館があります。
横尾忠則氏の実弟ではありますが、一緒に育ってはいませんし、共同展覧会などもしていません。
同じく出版社出身のイラストレーターですから、合同制作展などを開いてくれると嬉しいですね。
まとめ
横尾忠則氏の娘、弟は同じく芸術家でしたね。
作風は違っても、才能の血筋は争えない気がします。
また奥様とも仲がよく、どこへいくにも一緒に行動しているようで、微笑ましい限りです。
80歳を過ぎても、現在でも精力的に仕事をこなしている横尾忠則氏。これからも独特なイラストで私達を楽しませてくださいね。