環境

夏にノスタルジーを感じるのはナゼ?

毎日暑いですね。こんな暑い夏は、何故かノスタルジックな気分になることが、多くありませんか?

青い空を見ても、白い雲を見ても、ちょっと切ない感じがして、みんながお喋りしているのに、一人でしんみりしちゃったりすることも、ありますよね。

どうして、夏はノスタルジックな気分になってしまうのか、原因を探ってみましょう。

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◊思い出が沢山あるから

子供の頃は夏休みがあったし、大人になっても夏季休暇はありますよね。長い休みは、普段の学校へ行ったり、会社へいったりする、普段のルーティンから離れて、非日常的なことをすることが多いでしょう。

家族や友達と旅行に行ったり、花火大会や納涼大会などの行事に参加したり、はたまた、朝寝坊夜更かしを連日したり、、、。

こうした通常してないことをすると、喜びや快感を感じて、またその行動をしようと、脳が覚えてしまうそうです。また楽しいことは、頑張らなくてもどんどんできてしまうので、強く脳の記憶として残ります。

それで、楽しいことがあった季節がくると、また脳の記憶が蘇り、思い出が鮮明に映し出されるようになるのです。だから、夏にノスタルジックになるということは、楽しい思い出が沢山あるということですね。

◊省エネでレトログッズが出回っている

毎日とても暑いので、エアコンをかけっぱなしでは、体にも悪いし、電気代も馬鹿になりません。そこで、昔懐かしいグッズを使って少しでも、涼しさを味わおうという風潮になっていますね。

扇風機は毎夏、とても良く売れるし、家では団扇、外出先では扇子を携帯して涼を取っている人も多くいるのではないでしょうか?

窓に簾を掛けたり、水を貼ったタライに足だけつけて、庭でスイカを食べる。かけてあった風鈴が微風に揺れて、チリリリン、、、と鳴るなんて風流でいけてますよね。

自分では経験はないのだけれど、そういったレトロな物で、昭和の時代を空想し、懐かしく思ってしまうのです。

◊一番盛りの季節だから

夏は日照時間が長いので、一日が他の季節より長い感じがしませんか?それに、生い茂った緑と、澄み切った青い空。その空に白い入道雲が浮かんで、風景を見ていると、爽やかな気分になります。また突然の夕立や、夜の街のそぞろ歩きも楽しいものです。

しかし、夏が終われば枯れ葉の舞い散る秋が来て、北風の吹く冬が来て、また春を待たなければなりません。夏は一年のうちで真ん中の時期にあたりますが、季節としては一番盛りの時です。夏がすぎれば、日も短くなってくるし、気温も下がってきます。まるで、人生の衰退期を迎えるような感覚が、沸き起こってきて、この先の季節を寂しく感じます。今が一番良いときなんだと思うと、切ない気持ちも湧き上がってきますよね。

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◊夏はまた来る

ちょっと切ないノスタルジックな気分になるのも良いものです。けれど、夏はまた来るのですから、今年の夏も思いっきり楽しんで、思い出を沢山作ってください。そしてまた、来年の夏、ちょっぴりノスタルジック気分を味わってくださいね。

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