「匠の手を持つ脳外科医」と呼ばれるよばれる上山博康(かみやま ひろやす)医師。
素晴らしい技術の手術で多くの患者さんを救っており、有名人もたくさんいます。また、脳神経手術の世界的権威である福島孝徳医師さえも、「もし僕が脳血管の手術を受けるなら上山先生にしてもらう」と発言しているほどの確実で信頼おける医療を施しているのです。
ここでは、上山博康医師の学歴・経歴・病院や、今まで手術をした有名人を紹介します。
上山博康医師のプロフィール 学歴
引用元:https://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/article
生年:1948年10月7日
出生地:青森県五戸町
学歴:北海道大学医学部
上山博康医師の経歴
1973年 北海道大学医学部卒業後、脳神経外科学教室に入局。函館の国立療養所に脳神経外科へ赴任します。
1980年 秋田県立脳血管研究センターへ転勤。
1985年 北海道大学へ戻り脳神経外科助手。
1992年 旭川赤十字病院 脳神経外科部長。
2012年 禎心会脳疾患研究所 所長。
子供の頃から絵が好きで才能があり、画家になろうと思っていました。しかし、高校時代に、交通事故の多発により脳を損傷し死亡する人が多くなっており、日本にはもっと優秀な脳外科医が必要であることを知り、人の助けになりたいために、脳外科を目指しました。この絵の才能は、医師になっても生かされており、医学の専門書の脳手術のイラストや手術器具のイラストに使われています。
上山医師は、脳血管に関わる手術数で日本一の技術をもっています。脳血管手術や脳動脈瘤クリッピング術では、日本国内に並ぶ技術の医師はいないといわれているそうです。
そんな上山医師も若い頃は「医療ミス」と言われる手術をしてしまったことがあります。北海道大学の脳神経外科の助手をしていた37歳のとき、上司の師事で手術方法の一部を変えたところ、脳腫瘍の患者さんは亡くなってしまいました。このとき、上山医師は遺族に土下座をして謝罪したそうです。
上山博康医師の病院
札幌禎心会病院
引用元:http://www.furunosystems.co.jp/jirei/
- 〒065-0021 札幌市東区北21条東21丁目1-1
- TEL:011-787-5858
- 問い合わせ
上山博康医師は、月水木金が手術、火曜日は外来だそうです。外来の日には患者さん一人に1時間もかけて話を聞き、アドバイスしてくださるそうです。
土日は全国での手術を行っていて、毎月100通以上も送られてくる医療相談のメールに返信までなさっているそうです。
ほぼ年中無休、1日平均の睡眠はわずか4時間とか。
これだけ親身になってくれる医師は、実に貴重な存在で、患者さんが信頼するのは当然のことですね。
上山博康医師の手術にかかった有名人
星野源
引用元:https://www.oricon.co.jp/special/
俳優でシンガーソングライターの星野源さが、2012年12月に、くも膜下出血になり、緊急手術しました。
くも膜下出血は、全快しる可能性は30%と低いもので、翌年の2013年6月には星野さんは再入院と手術。その時の執刀医師が、上山医師でした。同年の9月には復帰し現在は元気に活動しています。
DJ KOO
引用元:https://post.tv-asahi.co.jp/post-86766/
2018年の上山医師がレギュラー番組、「主治医が見つかる診療所」で、DJ KOOさんに「脳動脈瘤」があるのを発見。今後、くも膜下出血の恐れがあり、失明する恐れもあり、上山医師が手術しました。
2018年3月には、DJ KOOさんもすっかり元気になって、音楽活動を再開しました。