日本画

古家野雄紀【日本画家】のwiki経歴、作品、展覧会は?東上線ラッピング電車も紹介!

日本画家の古家野雄紀(こやの ゆうき)さん。

命の根源ともいえる螺旋のモチーフに「かわいい」をとりいれ、独自の手法、古典技法と現代技法を融合させ、古美術を多くの人に伝える活動をしています。

最近のデザインでは、 東武東上線に小江戸川越(埼玉県川越市)の「池袋・川越アートトレイン」に、名所や行事を題材にしたラッピング電車をデザインしました。

本記事では、古家野雄紀さんのプロフィール、学歴、経歴、賞歴、作品、展覧会を紹介します。

また、東上線、池袋・川越のラッピングトレインも見ていきましょう。

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東武東上線 池袋・川越アートトレイン ラッピング電車

東武東上線は、3月のダイヤ改定から新たに「川越特急」を走らせる予定で、ラッピング車両も使う。池袋―川越間の所要時間はTJライナーと同じ26分だが、特急料金(310円など)が不要。土日と休日は午前中に下り2本、夕方に上り4本(平日は2本と3本)と、運行を観光客の動向に合わせた。

出典:朝日デジタル

車両に、川越の四季や風景で外観がデザインされ、原画は若き日本画家の古家野雄紀さん。

川越をテーマにした日本画で、東武鉄道は、「日本画を感じさせないグラフィカルでコミカルな作風によって、川越の四季や魅力ある風景が彩り鮮やかに10両編成の車両一面に描かれています」と言っています。

時の鐘、菓子屋横丁、川越まつりといった定番はもちろん、「新河岸川と桜並木」「大正浪漫夢通りの鯉(こい)のぼり」など「知る人ぞ知る」題材もあります。

可愛い柄ばかりで、女性や子どもたちに、川越市の人気が益々あがりそうです。しかし、可愛いだけではなく、繊細な描線と見事な色彩がマッチしています。老若男女、多くの人たちに好感が持たれそうなデザインです。

古家野雄紀のプロフィール  

引用元:Kksm

氏名:古家野雄紀 (こやの ゆうき)

生年:1993年

出生地:愛知県 

居住地:埼玉県さいたま市

学歴:東邦高校美術科卒業
   東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
    東京藝術大学大学院修士課程デザイン科描画・装飾研究室修了

東京藝術大学に 在学中に出品した伊勢丹新宿店 新春祭「アートのチカラ」にて作品が完売。人気投票 でも1位を獲得しました。その後も同展において4年連続で人気投票1位となっています。

ブレイク前夜 次世代の芸術家たち」でも紹介されています。

日本古来のモチーフに材料や手法を変えていて、日本画ファンでなくても馴染みやすく好感がもてるのではないでしょうか。

古家野雄紀の主な受賞歴

  • 2013年   第二十一回「三菱商事アート・ゲート・プログラム」作品買上
  • 2014年   第二十五回「三菱商事アート・ゲート・プログラム」作品買上、     「第6回トリエンナーレ豊橋」入選
  • 2015年「アートオリンピア2015」 豊島区新庁舎 学生部門入賞、「新生絵画賞展2015」新生堂
  • 2017年    公益財団法人佐藤国際文化育英財団(佐藤美術館)第27期奨学生

古家野雄紀の作品

 
 
 
 
 
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2019年の干支 イノシシ。豊島屋の社長から直々に提言された銘菓・鳩サブレ―とのコラボレーション「干支缶」を毎年デザインしています。

豊島屋さん鳩サブレー2020年限定【干支缶】販売スタートしました ...引用元:http://popnmall.com/hato-sable-etokan2020/

「古家野雄紀」の画像検索結果「赤富士図」 引用元:http://www.tokyoartbeat.com/event/2017/4173

岩絵の具とアクリル絵の具を使っています。赤富士の下の色々なキャラの動きが愛おしいです。

 
 
 
 
 
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古家野さんは螺旋の作品を多く作製しています。「生命」という一貫した主題を置くわけは、「螺旋は胎児の生まれ方にも通じる、生命の根源を成す形だと思っています」と語っています。この緻密に彩られた小さなものたちの命の群れが、大きな生命体として螺旋で紡がれています。

 
 
 
 
 
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朱雀断崖図 Φ1000 2020

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玄武断崖図 Φ1000 2020 青龍断崖図 Φ1000 2020

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このような日本画なら、家の様式を問わずインテリアとマッチしそうで、是非購入したい一点です。

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古家野雄紀の展覧会・個展

2020年1月に、高松三越 の美術画廊で「古家野雄紀 作品展 ‐吉祥図‐」が開催されました。

今後の個展情報は 古谷野雄紀さんのサイトで最新情報を御覧ください。

ポップ感覚で古典様式を表現している、「かわいい」作品を描く古家野さん。日本画というと重厚で堅苦しい印象を受けますが、彼の作品を観ていると、私たちに馴染み深い温かい印象を受けます。現代の生活に、日本美術を浸透させる先駆者としてこれからの活動も益々期待しております。

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