フリージャーナリストの石川清(いしかわ きよし)さんは、20年以上引きこもりの訪問サポートをしています。
石川さんのサポートでひきこもりから抜け出し、通常の生活ができるようになった人たちが数多く存在します。
ここでは、石川清さんのプロフィール、経歴、学歴、著書、講演、そして石川さんに面談依頼するにはどうしたらよいか、を見ていきましょう。
石川清のプロフィール 経歴・学歴
引用元: http://www.pbcruise.jp/report/
生年:1964年
出身地:埼玉県
学歴:上智大学文学部史学科
石川さんは、大学時代フィリピンに滞在していたことがあり、そこで、日本とアジアの関係や社会の亀裂などの問題を考えたそうです。
大学卒業後は、NHKの記者として3年働き、その後はフリージャーナリストとなりました。2000年からは、ひきこもりの支援を本格的に始め、年間で最大1,000回にものぼる訪問を行っています。ひとりひとりの問題や環境状態について深く考えアドバイスをし、少しでも改善されることが、自身の癒しになると語っていました。
石川清の著書
取材する側だったジャーナリストがひょんなことから支援する側に―。年間訪問件数800回―長期ひきこもりとじっくり向き合い、医者や施設などからも見放された彼らの心を開き、実社会へと復帰させてきた。絶望、そして涙と感動の記録から、長期ひきこもりの現場の真実が見えてくる! 出典:アマゾン
ひきこもりになってしまう原因は様々ですが、石川さんは「対話」を重視して、対話の大切さを説き、そこから自分自身でひきこもりから抜け出そうという気力が湧いてくることが大事であるとおっしゃってます。
石川清の講演
石川さんは、ひきこもり支援の集い、コミュニケーション・ボランティア・ネットワークCVNを主宰なさっています。
CVNひきこもり支援のお知らせがブログで公開されていますので、こちらで講演予定をチェックしてみてください。
石川清との面談依頼は?
上記のCVNひきこもり支援で、石川さんは月2回程度の個別面談を行っています。場所は埼玉県の弁財市民センターが多いようですので、ご確認ください。
また、NPO法人KHJ埼玉からでも、個別相談を受け付けています。ここでは、土日、祝日も受け付けていて、1家族あたり相談料金が3,500円です。
詳細はKHJ埼玉けやきの会へご連絡ください。
ひきこもり改善の大事さ
今や「引きこもり」と一言では言えないほどその状態は多様です。一人ひとり、性格や精神の状態、現在の環境によって改善方法は違ってきます。仕事には行けてもそれ以外は外には出られない、不登校、家族とも話すことができないなど、なにかがきっかけでひきこもりが始まってしまうと、悪循環を繰り返すことにもなります。
また、まわりの人や家族も、そのうちに治るだろうと、関与しないでいると、10年以上ひきこもり状態が続いていたということもめずらしくありません。
現在、日本のひきこもりの総数は、70万〜200万人と言われています。ひきこもりの長期化は社会との断絶を招き、命に関わることもあります。これは、他人事ではなく、誰の身にもふりかかる可能性のあることであると、真摯に向き合って、改善をすすめていく努力が必要だと痛感しました。