コピーライターの佐々木圭一(ささき けいいち)さん。
作詞家、作家としても活動をしていて2013年に出版した『伝え方が9割』は、3年連続ビジネス書年間ベスト10入りをしています。
ここでは、佐々木圭一さんのプロフィール、学歴,経歴、受賞歴、講演、著書を紹介します。
佐々木圭一のプロフィール 学歴・経歴・受賞歴
引用元:https://twitter.com/keiichisasaki
生年:1972年9月30日
出身地:神奈川県
学歴:上智大学理工学部機械工学科卒業、同大学院理工学専攻にて修士課程を修了
佐々木さんは学生時代ロボットの研究をしていたのですが、1997年、博報堂に入社。コピーライターとして一日に500もの案を出しますが全てボツとなることが多く、悩んでいたそうです。しかし、その後コピーの法則を発見。カンヌ広告祭金賞、アジアで最も成功したと評価されAIMアワードグランプリを獲得、など国内外51のアワードを獲得しています。
2005年-2007年には、米国留学をし、広告クリエーター、リー・クロウのもとでインターナショナルな仕事に従事しています。
リー・クロウ 1943−
TBWA \ Worldwideの会長兼グローバルディレクターであり、チーフクリエイティブオフィサーを務めていました。「広告の芸術監督の第一人者」と言われ、個人的な友人でもあるスティーブ・ジョブズ氏と ”Think Different” などのアップル広告を手がけてきた人物です。他にもプレイステーションやタコベルチワワなどが大きな話題となりました。
2013年、『伝え方が9割』として出版。同年末に博報堂を退社し、クリエイティブ・ブティック 株式会社ウゴカスを設立。
コピーライター、クリエイティブ・ディレクターの他に、郷ひろみ・Chemistryの作詞家として、アルバム・オリコン1位を2度獲得。講演会の講師やテレビの出演も行っています。
主な受賞歴
- 1999年 JR東日本ポスターグランプリ:審査員特別賞 1999
- 2002年 New York Festival: Bronze 2002
- 2003年 ONE SHOW:Gold 2003
2005年 ONE SHOW :Bronze 2005、New York Festival: Silver 2005 2部門
- 2006年 The Don Belding Award: Bowl 2006(日本人初)
- 2010年 AIM award: Silver・Gold・Grand Prix 2010、Worldwide Marketing & Commercial: Gold 2010 2部門、環境大臣賞
- 2012年 Spikes Asia: Silver 2012 2部門、New York Festivals: Silver 2012、Cannes Lions: Sliver,Bronze 2012
2013年 Spikes Asia: Silver 2013、Cannes Lions: Bronze,Sliver 2013
2014年 Ad Stars: Gold 2014、Globe Award: Gold 2014、Cannes Lions: Gold 2014、CM総合研究所:ブランド•オブ•ザ•イヤー2014、ビジネス書大賞: 2014 総合順位1位
佐々木圭一の講演会・セミナー
伝え方が9割 講演
伝え方が変わる2つの講座、「ノー」を「イエス」に変える技術講座 と 強い言葉をつくる技術講座 があります。
他にもワークショップやサマーキャンプなども行っているようです。
詳細は 株式会社ウゴカス のサイト で御覧ください。
佐々木圭一の著書
伝え方が9割
なぜ、伝え方で結果が変わるのか?この本で学べば、あなたのコトバが一瞬で強くなり、人生が変わります。本書はその体験と、発見した技術を赤裸裸に綴ったもの。 出典:アマゾン
もともとコミュニケーションが苦手だった佐々木さんが、苦労して取得した方法なので、共感度は高いと思います。「伝え方」は技術であり、身につければ人生を大きく変える力になります。自分の考えをそのまま伝えるのではなく、愛とのメリットも含めて話すことが大事です。また、相手の嫌なことを回避する提案や、選択肢を用意してあげるのも、自分の提案が通る秘訣です。ビジネスだけでなく、日常生活で家族や友人、恋人との会話にも使える手法です。
伝え方が9割 2
サプライズ法、ギャップ法、赤裸裸法、リピート法、クライマックス法、ナンバー法、合体法、頂上法。伝え方には「レシピ」がある。「強いコトバ」をつくる8つの技術。具体例が書かれていて応用編になります。 出典:アマゾン
まんがでわかる 伝え方が9割 [強いコトバ]
伝えベタで、スルーされてばかりの主人公が、一瞬で相手の心をつかむ「強いコトバ」をつくる技術を身につけ、夢に挑むストーリー。ビジネス書の方にも目を通したが、マンガ版は圧倒的に要点がまとまってて読みやすかった。
濃いキャラに面食らった部分はあるが、短時間でも理解しやすく、活字では想像出来なかった場面もイメージできた。 出典:アマゾン