パンダ飼育員として活躍している阿部展子。
毎日あのモフモフが触れるなんて、良いですね〜。
できれば、一度はパンダ飼育をしてみたいのですが、資格はいるのでしょうか?
今回は、阿部展子の学歴、出身高校、大学、そして年収を調べて、パンダ飼育員になるのは、どんな資格がいるのか?また求人やお給料も調べてみました。
阿部展子のプロフィール
氏名:阿部展子
生年月日:1984年 34歳
出身地:新潟県
パンダ飼育員になるきっかけは、3歳の時におばあちゃんに、パンダのぬいぐるみをもらったことです。
いっぺんにパンダが大好きになり、パンダに恋する人生がはじまります。
そして、1995年、小学校の修学旅行で上野動物園にいったときに初めて本物のパンダを見て感動!
そして、高校生の時、ドキュメンタリー番組のパンダ飼育員をみて多大なる影響をうけ、パンダ飼育員になることを決意しました。
パンダといえば本場中国ですから、中国に行って飼育してみたいという希望から、中国語を勉強し始めます。
阿部展子の出身高校、大学は?
出身高校は新潟県立十日町高等学校。
偏差値は48なのですが、国立大学に進学する生徒が多いとのこと。
文武両道が学校の目標なので、阿部展子も頑張って勉強しスポーツのも励んだのでしょうね。
出身大学は杏林大学外国語学部中国語学科。
大学進学は、中国語をマスターするためだったそうです。パンダのために中国語の勉強に燃えていたんですね。
この大学時代に、中国留学経験があります。
そして、大学卒業後中国四川省にある四川農業大学に入学。
四川農業大学は多くのパンダ専門家を輩出している大学としても知られています。
パンダの飼育や繁殖について勉強した期間は1年半にも及ぶということです。
その後、パンダの研究の世界最先端成都パンダ繁殖研究基地に勤めています。
やっぱり本場で勉強するのが、パンダ飼育員になるのは一番いい方法なのでしょうかね?
阿部展子の年収は?
成都パンダ繁殖研究基地の年収に関しては350万円という記載があることが明らかになっています。
日本で年収350万円というと、随分少ない金額ですよね。
でも、中国のサラリーマンの平均年収は250万円といわれていますから、年収350万円は高給取りといえるでしょう。
パンダ飼育員になるには資格がいる?
阿部展子は高校、大学、そして中国の大学まで行って勉強して、飼育員になりましたが、どんな資格をとればいいのでしょうか?
パンダの飼育員になるには特に資格は必要ないそうです。
でも、動物の飼育員になりたい人、特にパンダの飼育員になりたい人は、いっぱいいますよね。
その中で飼育員になるのは狭き門ですが、パンダの知識が重要になってきます。
大学でなくても、動物飼育員を養成する専門学校で、パンダだけでなく動物全般のし飼育を学ぶことで、動物飼育員に採用されやすくなり、後々パンダの担当になれる場合もあります。
大学でなら、畜産、動物科学、獣医学などの学部です。
パンダ飼育員の求人はあるの?
現在日本でパンダを飼育している動物園は3箇所です。
東京の上野動物園
和歌⼭県のアドベンチャーワールド
兵庫県の神⼾市⽴王⼦動物園
アドベンチャーワールドは 9頭のパンダがいて、7名の飼育員がいるそうです。
9頭に7名の飼育員なんて、ほとんどマンツーマン飼育ですね。野生のジャイアントパンダは、過去10年間より14%増加したので、現在では、絶滅危惧から危急のカテゴリーに変わっています。
それでも、低リスクカテゴリーではないし、政治的な問題も含まれているので、他の動物より飼育員が多く割り当てられます。
パンダの飼育員はほとんどが、飼育員として他の動物の経験を充分に重ねてきた人や、中国でパンダの飼育に携わってきた人が中心だそうです。
パンダ飼育員として動物園に採用されるには、動物に対しての沢山の知識と経験が必要ということです。
パンダ飼育員の日本での年収は?
基本給の相場は、地⽅の動物園で12万円〜15万円。
東京都の動物園施設でも17万円程度だそうです。
公営の動物園の場合は公務員としての扱いになります。
重労働なので給料は低いですね。でも飼育員の人たちは、お金じゃなくって、動物大好き、パンダラブで働いているのでしょうね。
あのかわいいパンダを毎日お世話できるなら、仕事の苦労も楽しみに変わるかもしれませんね〜。