文星芸術大学副学長、教授 美術史家の田中久美子(たなか くみこ)先生。
田中先生の監修されたツイッターで、「#名画で学ぶ主婦業」が主婦のよくある日常と重なって話題を呼びました。名画の見方もいろいろあってとても楽しめました。
ここでは、田中久美子先生のプロフィール、学歴、経歴、本、ツイッターで面白かった#名画で学ぶ主婦業を紹介します。
田中久美子のプロフィール 学歴・経歴
学歴:東京藝術大学美術学部美術学科卒業、オレゴン州立大学美術史学科修士課程修了、東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻修士課程修了、同・博士課程後期を単位取得満期退学
専門:フランス中世・近世美術史
田中久美子の本
名画の読解力 教養のある人は西洋美術のどこを楽しんでいるのか!?
本書で取り上げるのは、「物語を紡ぐ絵画」です。つまり、作品の背後に語られる物語があり、描かれた人物やモティーフに意味が託され、メッセージが込められている。わたしたちはそこに紡がれる物語を読み解いていくことを求められています。こうした絵画の見方を習得するのは少々やっかいで、時間のかかるものかもしれません。けれども、ひとたび、読み方を習得するならば、絵画作品はもっと深くわたしたちに語りかけ、知的な喜びと興奮を与えてくれます。 出典:アマゾン
タイトルにあるように、美術館で名画を観るための前知識、教養の本です。美術史というより歴史の説明が多く、その時代の画家が、何故その絵を描いたのかが理解できやすい内容です。美術ファンとしては、教科書的で少々物足りない気もしますが、知識欲旺盛はビジネスマンの雑学として、楽しい本ではないでしょうか。
世界でもっとも美しい装飾写本
古代から中世ヨーロッパで生み出された装飾写本の数々を、美しいビジュアルで収録しています。
人気の「ケルズの書」「ベリー公のいとも豪華なる時禱書」はもちろん、日本ではめったに見られない海外収蔵の貴重な装飾写本を含む90点あまりを掲載。
ヨーロッパ中世の装飾写本をこよなく愛する美術史家である著者による詳細で分かりやすく、楽しい解説も付されており、見て、読んで楽しめる1冊に仕上がっています。
また、後半には文章の始まりの1文字を大きく美しく飾った「装飾頭文字(イニシアル)」も多数収録。 出典;アマゾン
#名画で学ぶ主婦業
あーまた答え写してるわー#名画で学ぶ中学受験#名画で学ぶ主婦業 pic.twitter.com/Z5n57EB3yi
— 知識ゼロからの中学受験 (@kidsedujapan1) August 1, 2020
PTAの集まり欠席したら
会長になっとるやん・・・#名画で学ぶ主婦業 pic.twitter.com/22S0IQlvc7— #名画で学ぶ主婦業 【厳選】 (@meiga_gensen) March 4, 2019
ヤヴァっ!
ゴミ捨てに行ったら
ウワサ好きのママ友がやって来た!#名画で学ぶ主婦業 pic.twitter.com/7oiBmi6fpJ— #名画で学ぶ主婦業 【厳選】 (@meiga_gensen) December 6, 2018
えーっと・・・
買い物リスト書こうとして
なに書くんだったか忘れたorz#名画で学ぶ主婦業 pic.twitter.com/hd2Sm7I0Fx— #名画で学ぶ主婦業 【厳選】 (@meiga_gensen) October 10, 2018
もちろん書籍にもなっています。
話題のツイートと絵画をまとめて楽しめます。そのうえ、名画についてのためになる解説も!
歴史的背景や、本来絵画に盛りこまれた寓意や見どころ、美術史における名画の重要性なども解説! 出典:アマゾン
こういった形で絵画や美術史を学ぶのも、一つの方法ですね。広く浅くの知識なら面白おかしく覚えたほうが記憶に残ります。「美術」というと堅苦しい、重々しいというイメージを持っている人には、絵画に親しむ良い機会ではないでしょうか。