六花亭が文化事業として運営している「中札内(なかさつない)美術村」。
北海道十勝地方中札内村に広がる、広大な敷地に、「北の大地美術館」や「相原求一朗美術館」「小泉淳作美術館」など素敵な建物の美術館があります。
作品だけではなく、柏林に囲まれた風景のどこを切り取っても芸術作品のような美しさ。
そして、レストランで味わえるのは地元の旬の野菜と、お馴染みのスイーツ!
今回は、六花亭の「中札内美術村」の見どころ、場所、料金、評判をもとめてみました。
六花亭の中札内美術村とは?
北海道十勝地方にある敷地およそ145,000平方メートルの中札内美術村。
帯広市から40分ほど南の村です。そこに1992年に開館したのが「中札内美術村」です。広大な敷地の中に六花亭にゆかりのある作家の作品を展示する美術館が5つ点在しています。さらにレストランと売店も併設されています。
美しい柏の林の中を散歩をしていると美術館が現れてきます。
お散歩しているだけでも、とても癒やされますよ。美術館や記念館の場所は、お散歩途中に寄るには丁度良い距離にあって、お腹が空けばレストランで、満喫できます。
中札内美術館の見どころ
まくら木の散策路
夫々の施設をつなぐまくら木の小道は、中札内美術村の象徴となっています。実に美しく、歩いているのが楽しくなっちゃいそうです。
これは、六花亭定番のチョコレートのデザインの元にもなっています。
美術村内の売店で買えます。一個 90円です。
北の大地美術館
建物は札幌農学校第二農場 (モデルバーン)を模して建てられた木造建築です。
自画像公募展「二十歳の輪郭」と「還暦の自画像」を展示しています。公募した作品は全て展示されますよ。
またここで、コンサートも随時開かれています。
ここで見逃せないのは、壁一面のガラスのスペース。
どの季節に行っても、最高に優雅な気分が味わえます。
小泉淳作美術館
小泉淳作(こいずみ じゅんさく)は、(1924年10月26日 – 2012年1月9日)日本画家・陶芸家です。
奈良・東大寺に奉納された蓮の襖絵レプリカ、京都・建仁寺天井画「双龍図」下図など代表作品を展示しています。
この美術館に来るまでに、自然とマッチした彫刻も見ることができます。
相原求一郎美術館
相原求一朗(あいはらきゅういちろう)(1918年12月3日ー1999年2月5日)は、洋画家です。
冬の北海道の風景を詩情豊かに描いた作品で有名です。
常設展示されている「北の十名山」は北海道を代表する10の山を描いた連作。六花亭の社長の依頼によって制作されたものだそうです。
もとは銭湯だったいう施設を再利用している建物です。アトリエ再現コーナーも公開しています。
レストラン ポロシリ
この土地ならではのおいしい食材を生かした家庭料理を、柏の林に囲まれた自然の中でゆっくり味わえます。
トレイを持って並びながら、順番に好きなメニューを選んでお皿をのせていきます。
半熟ゆで卵がのったポテトサラダ。じゃがいもはホクホクで新鮮野菜が入っています。お値段は320円。
ポロシリカレー。790円。牛肉をじっくり煮込んだ、ピリッとパンチの効いたカレーです。
他にもカレーはズッキーニやオクラたっぷりの野菜カレー、680円があります。
そして、スイーツもお忘れなく。
六花亭定番のお菓子や、季節限定のデザートもあります。
中札内美術館の場所と料金
営業期間 | 開館:4月下旬~11月上旬 10:00~17:00 10月からは16時閉館 |
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所在地 |
〒089-1366 北海道河西郡中札内村栄東5線 |
時間 | 10:00~17:00(10月以降は16:00まで) | |
入館料 | 相原求一朗美術館 | 500円(300円) |
小泉淳作美術館 | 500円(300円) | |
北の大地美術館 | 無 料 | |
夢想館 | 無 料 | |
上記4館共通券 | 800円(500円) | |
六花の森 | 500円(300円) | |
六花の森含む全館共通券 | 1000円(600円) | |
※( )内は小中学生の料金です。 |
中札内美術村の評判や口コミは?
林の中に美術館やレストランが建っています。自然と芸術と両方楽しめるので、とても癒される美術館です。駐車場も大きいです。美術館庭園は六花の森の様に花が沢山できれい。真野正美作品館は無料で観覧可能なので帯広空港の帰りに寄りました。ここから15分位で行くことができますよ。ポロシリレストランもおいしくお手頃価格。
広々とした敷地の中に点在するギャラリー。キャリーケースはレストランポロシリで預かってもらえました。美術館や庭、売店など全ての施設に六花亭の良心が感じられます。
森の中にある美術館やレストランです。帯広から十勝バスで販売しているバスパックを利用して行きました。バスの本数は多いとは言えませんが、おすすめプランに沿って行くと無理なく楽しむことができました。六花亭がこのような施設を運営(?)しているとは知りませんでした。10月のはじめに行きましたが、新緑の頃等別の季節にも行ってみたいです。
中札内美術村を訪れた人たちは、高評価が多く、かなり満喫できる場所のようですね。
まとめ
六花亭の中札内美術村は、美術館だけでなく、林を散歩することもできる癒やしの場ですね。
その上、お腹が空いたら、旬の野菜中心の食事や名物のスイーツも食べられて、是非訪れて見たい場所の一つです。
詳細は 「六花亭 中札内美術村」で御覧ください。
https://shae-bear.com/archives/2140