エンタメ

アンドリュー・ワイエスの愛した「オルソン・ハウス」を紹介!

アメリカ、メイン州のクッシングにあるオルソン・ハウスは、写実主義の巨匠 アンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」で有名になりました。

ワイエスは1939年から1968年まで、この家を訪れて多くのスケッチや絵画を描きました。現在では、国定歴史建造物として、ファーンズワース美術館が所有していて、一般に公開されています。

sponsored link

オルソンハウスの場所

アメリカ東部のメイン州にあるクッシングは、冬が長いので針葉樹が多く、お天気が悪い日が続きます。しかし夏の間は、ボストンなどの大都市から人々が避暑地としてやって来ます。
殆どの市民は漁業に従事する人たちで、慎ましい生活をしているように思われます

オルソンハウスの歴史

オルソン・ハウスは、サミュエル・オルソン船長によって、1750年に建設されました。1870年に、いくつかの改修工事が行われ、3階が増築されました。魚師宿としても賑わったことがありました。オルソン船長の子孫である、アルバロとクリスティーナ・オルソンがこの家を1929年に引き継ぎました。

ワイエスとオルソンハウス

ワイエスはこの家と兄弟に、非常に惹きつけられ、遠ざかる事ができなかったと言っています。彼はアメリカからでることはせず、ペンシルバニア州のチャッズホードと、このメイン州クッシングだけで生涯を過ごしました。アメリカの田舎の風景を描き続けるワイエスは、この古い建物に魅せられました。

クリスティーナは病気で手足の障害があり、這って移動することが多かったのですが、その彼女の生き方にも感動し多数の絵を残しました。その中の傑作が1948年に描かれた「クリスティーナの世界」です。

ワイエスの妻、ベッツイはクリスティーナの友人でもありました。そして、今、ワイエスもアルバロとクリスティーナと同じように、このオルソンハウス所有の墓地で眠っています。

sponsored link

オルソン家のいなくなった後

クリスティーナが死亡した後、この家は映画監督のジョセフ・レヴァインによって購入されました。レヴァインは1971年から2年間博物館としてこの家を運営していましたが、地元住民の反対していました。レヴァインは、クッシング市財政を支えるためだと言っていましたが、充分な資金がなかったため、1975年に博物館を閉館しました。1989年にアップル社のCEO ジョン・スカリーによって購入されましたが、1991年には、ファーンズワース美術館に寄贈しました。

 

Sponsored Link