近い未来に独身者が国民の過半数を占める「超ソロ社会」が来ると推測されています。現在では、未婚化が進んでいるからです。2015年の国勢調査では、生涯既婚率の女性は14%で、20年後には、20%近くまで上がると予想されます。
「超ソロ社会」の問題の一つとして挙げられるのが、「孤独死」です。誰の助けも受けられないまま、一人で死んで、気づかれないまま数ヶ月もたっていた、というニュースを見ると、とても怖くなりますね。でも、あなたが、アラフォー、アラフィフ、もしくはアラカン独身女性なら、その心配はあまり必要ありません。
独身女性が「超ソロ社会」でも、しっかりと生きられる理由をあげてみましょう。
経済的に自立している
30歳すぎて、独身でいるのなら、なんらかの仕事をして、自分で自分の生計を立てているはずです。自分の力で稼いでいける自立した女性ですね。
自分で働かなくては生きていけない独身生活を、嘆いている女性もいるかもしれませんが、経済的自立ができていることは、素晴らしいことです。
今は女性も多く社会に進出しているので、将来の動向にも敏感な女性も沢山います。未来のために貯金をして、豊かな老後を過ごす計画を立てている人もいるでしょう。
たっぷり、貯金がなくても、大丈夫だと思います。すでに、スキルや知識、経済力や継続力が備わっているから、常に収入を得ることができます。路頭に迷うことはありません。例え、リストラされてしまって、養ってくれる人がいなくても、心配ありません。また仕事につける能力を持っているからです。
経済的な自立を継続していれば、女性でも「超ソロ社会」で、困ることはないでしょう。
精神的に自立している
独りでいるのは、随分と寂しいことです。自分が独身でいることに、孤独感をおぼえます。
例えば、結婚している友人の家に遊びに行った帰りや、郊外でピクニックをしている家族連れを見た後は、特に一人暮らしが寂しく感じますよね。
しかし、独身女性は、孤独感を何度も味わっているので、耐えられる力がついています。
何十年も連れ添った夫に先立たたれ、老後を独りで暮らしていかなくてはならなくなったら、たぶん、途方にくれてしまうでしょう。
それに比べて、長い間独りでいる生活をしていれば、精神的に誰かに依存する気持ちは、それほど強くはなく、ソロであることを認め、きちんと生きていくことができます。
友達を作ることができる
もうすでに、アラフォー独身女性には、数人もしくは沢山の気の合う独身の友達が、いることでしょう。友達がいるということは、これからも、もっと親しい人を作っていけるということです。
家庭を持っている人よりも、独身の人ほうが、「親友」をもっていることが多いです。親身になって相談にのってくれる同性の友人がいるというのは、ありがたいことですし、頼もしい限りです。既に、お互いを助け合うという保証のある関係を築いています。
また、女性のほうが男性より社交的なので、友人を増やすことに長けています。友人の和は広がるので、友人は増え続けていくでしょう。友人たちと一緒に住んでもいいでしょう。
まとめ
「超ソロ社会」が来ることに、不安をおぼえる独身女性も、いらっしゃるでしょう。しかし、もう経済的にも精神的にもた、対応できるだけの能力があるのだし、助けてくれる友人もいるのです。あまり心配する必要はないと思います。
それに、今独身であるということは「超ソロ社会」が訪れた時、少数派の既婚者になっているという可能性だってありますしね。
社会がどのように変わっても、安心感のある生活を過ごしていきたいですね。