絵本作家の松本春野。
やさしい色調と輪郭線が、多くの人達をホッコリさせていますね。
今回は、松本春野の家族を調べてみました。
祖母は有名な絵本作家、いわさきちひろですが、父親や母親、また兄弟はどんな人なのでしょうか?
そして結婚した夫や子供についてもチェックしてみました。
松本春野のプロフィール
氏名:松本春野(まつもとはるの)
生年月日:1984年
出身地:東京都出身
学歴:2006年多摩美術大学油画科卒業
職業:絵本作家、イラストレーター
受賞歴
2016年
●『おばあさんのしんぶん』(講談社)
けんぶち絵本の里大賞 アルパカ賞
2017年
●『Life 幸福小舖』(『Life ライフ』の中国語訳、台湾版)
第39次「中小學生優良課外讀物」〈圖畫書組〉
●『Life 幸福小舖』(『Life ライフ』の中国語訳、台湾版)
2017上年度(第72回)「好書大家讀」優良少年兒童讀物〈圖畫書及幼兒讀物組〉
松本春野は、多摩美術大学在学中にロンドンに留学、ヨーロッパに住む絵本作家たちを訪ね刺激を受け、海外での活動も始めます。
画風がやはり欧米系で、イラストっぽいところに特徴がありますよね。
いわさきちひろの現代的なイラストと言う感じでしょうか?
松本春野さん「ぼくのうまれたところ、ふくしま」出版 https://t.co/hbPh2a7UCY @YouTubeより
— ふくしま30年プロジェクト (@info_fukushima) July 31, 2021
松本春野の結婚した夫は誰?子供はいるの?
松本春野は、2011年に結婚しています。
漆に全身かぶれてた夫は結局入院し、先日無事退院。隣の酒飲み不良おじいちゃん(入れ歯をガバガバさせながら「にーちゃん、俺な、どうやったら病院抜け出せるか考えとるんや」などと話しかけてくる)と仲良くなり、賑やかな入院生活となりました。漆情報下さった方本当にありがとうございました!
— 松本春野 (@HarunoMatsumoto) 2012年9月18日
「漆の全身かぶれていた」ということは、旦那さんも芸術家ということでしょうね。
どの分野かはわかりませんが、漆を使って作品を作っていたのでしょう。イラストレーターというよりも、工芸作家かマルチメディア使用の現在美術家と推定できます。
子供は今の所、いないようですね。新情報が入ったら、またお知らせします。
松本春野の父親は、松本猛
父親の松本猛(まつもと たけし)は、1951年生まれ。
引用元:https://www.nerimakanko.jp/
美術・絵本評論家、作家、横浜美術大学客員教授、ちひろ美術館常任顧問。
1977年にちひろ美術館・東京、97年に安曇野ちひろ美術館を設立。同館館長、長野県信濃美術館・東山魁夷館館長を歴任。政治家としても活動してますね。
著書には『いわさきちひろ 子どもへの愛に生きて』、『安曇野ちひろ美術館をつくったわけ』があります。
父親も作家だったんですね。祖母がいわさきちひろですから、松本春野には、芸術家の血がたっぷりと流れていることになりますね。
松本春野の母親 松本(進藤)由里子
いわさきちひろが無くなる直前、当時、音楽学部楽理科在籍中だった進藤由理子と松本猛は、結婚しています。
結婚式は、いわさきちひろの病室であげました。
夫と一緒に、「いわさきちひろ美術館」を経営し「いわさきちひろ美術館物語」という本を出版しています。
引用元:https://7net.omni7.jp
この本の中で、由里子の生活への葛藤も描かれています。
美術館経営を通して、彼女は自分が秘めていた平和運動への思いに目ざめていく。その一方で、大きな責任を果たしているにも関わらず、美術館の内外でつねに「ちひろの息子の妻」としか見られないことへ苛立ちを隠しきれない。
それは、なぜ、ちひろの絵を世界へ知らせる仕事をしているのか、彼女自身が自問自答しながら、答えきれずにいる苛立ちでもある。本書は、一人の女性が家業から事業に目覚め、そして自分自身の仕事を見出していく過程として読むこともできる。
出典:鳥兎の庭
やはり有名人の義母をもつといろいろな苦悩があるのでしょうね。
1998年に、離婚していますが、現在でも、ちひろ美術館・東京の副館長、財団法人いわさきちひろ記念事業団事務局長の職にあります。
その後、父親の松本猛は再婚しているようです。
妻と遅い夕食を食べにイタリア料理店に入った。お店のお兄ちゃんに「応援してます、ツイッターも見てますよ!」と言われた。元気をもらいました。
— 松本猛 (@mamotake) 2010年7月21日
松本猛は政治活動もしているのだから、やはり妻がいないとまずいでしょうから、再婚は当然かも知れませんね。離婚の原因が、この現妻なのかはわかりませんが、松本春野には、二人母親がいることになります。
松本春野の兄弟姉妹は?
兄弟姉妹は4人で、春野は3女で、姉二人がいます。
お姉さま方も、結婚されているようですね。
男兄弟は兄か弟かわかりませんでしたが、松本春野の絵本「おとうと」からすると、実体験からくる感情移入も感じられるので、弟さんがいるのではないか推測します。
追記:評伝「いわさきちひろ 知られざる愛の生涯」で飯沢匡氏が四人のお名前を書かれてます。野花(やか)、麻野(まや)、春野(はるの)、冬樹(ふゆき)。父親の猛氏が「詩的」な名前を命名しています。 <コメントから>
まとめ
絵本作家、松本春野の家族、祖母、両親は芸術家で、春野もその血を受け継いで、アーティストとして活動しているのですね。
松本春野は一般の人からのオーダーも受け付けているようで、サイトに連絡するとイラストを描いてくれるようなので、一度はお願いしてみたいですね。
松本春野さんのご姉弟について、評伝「いわさきちひろ 知られざる愛の生涯」で飯沢匡氏が四人のお名前を書かれてます。野花(やか)、麻野(まや)、春野(はるの)、冬樹(ふゆき)。父親の猛氏が「詩的」な名前を命名しているとありました。ご参考までに。
コメントと春野氏のご姉弟のお名前を教えてくださって、ありがとうございます。
記事に追記させていただきました。
評伝「いわさきちひろ 知られざる愛の生涯」も拝読いたいと思っております。