ミュージシャンで映画監督、脚本家のケラリーノ・サンドロヴィッチさん。
1963年生まれで、本名は小林一三(こばやし かずみ)。通称ケラで、このあだ名は学生時代にに「虫けらの歌」を歌ったため、つけられたとか。
ケラさんの結婚した妻や子供、両親や兄弟姉妹についてエピソードを交えながらみていきましょう。
ケラリーノ・サンドロヴィッチの両親・兄弟姉妹
ケラさんは一人っ子で、父親はジャズ・ミュージシャン。職業柄芸能人、特に日本のコメディ界を代表する由利徹さんなどが周りにいつもいたそうです。ケラさんは子供の頃にエノケンさんに抱かれている写真もあります。
そんなジャズが毎日流れるような生活をし、たまたまチャップリンの映画に出会いケラさんは映画の世界に入っていきましたので、父親の影響はかなり大きいと思います。
父親は59歳で亡くなり、ケラさんが25歳のときでした。ケラさんの祖父も50代で亡くなっていて、ケラさん自身も50代ですし、一日の大事さや、人生の短さを感じ、日々を大切に生きているとか。
父親に聞かせたかったエノケンとか二村定一のようなジャズのアルバム、『Brown, White & Black』を2016年1月にリリースしています。
ケラさんは母親とは中学一年までしか一緒に暮らしたことがないそうです。
母の日か。母と共に暮らしていたのは中学一年までで、俺はジャズを貫き通そうとしていた父親を擁護したいが為、それに反対していた母を咎める気持ちになることが多かったが、もちろん優しい時もあった。たまには母のことを思い出そう。
— ケラリーノ・サンドロヴィッチ (@kerasand) May 12, 2013
母親は中一のときに家を出て行って、ケラさんは父親と2人で暮らし、父親が亡くなると、天涯孤独となり結婚するまで家族は誰もいなかったそうです。
母親とは年に1、2回、電話で話すくらいの関係で、自分と父親を捨てて出て行ったという思いが強く、10代の頃は「許せない」気持ちが強かったとか。
けれど、母親が病気でもう長く生きられないと聞いて、27年ぶりにお見舞いに行き、その2週間後に、亡くなってしまいました。その時に感じたことを詞にしたのが、「Long Goodbye」で、告別式の帰りに歌詞を書いたそうです。
ケラリーノ・サンドロヴィッチの結婚した妻
緒川たまき
引用元:https://twitter.com/
本名:小林典子
生年月日:1972年2月11日
出生地:山口県徳山市
職業:女優・ナレーター
2009年3月にケラさんは女優の緒川さんと結婚しています。ケラさんが46歳、緒川さんが37歳のときでした。
2人は、2007年にケラさんが主宰する「劇団ナイロン100°」に緒川さんが客演してたのがきっかけだそうです。何作も共作していくうちにお互いの才能を認め合い、自然に結婚に至ったとか。
お互い結婚には向いてない、と思っていたそうですが、ずっと仲がよく夫婦円満のご様子です。
今日は10回目の結婚記念日じゃい。鈴婚式というらしい。緒川さんいつもありがとう。これからもよろしく。 pic.twitter.com/vQoYY7cfJb
— ケラリーノ・サンドロヴィッチ (@kerasand) March 6, 2019
いまのところ、二人の間にはお子さんはいません。
ケラリーノ・サンドロヴィッチの新作映画は?
引用元:https://eiga.com/news/
文豪 太宰治のみかんの遺作「グッド・バイ」を喜劇調に仕上げた映画「グッド・バイ 嘘から始まる人生喜劇」が2020年2月14日から公開予定。
主演男優 大泉洋さん、主演女優 小池栄子さん、共演に水川あさみさん、橋本愛さん、濱田岳さん、松重豊さんといった豪華キャストが出演します。
この未完の名作を、ケラさんがどのように仕上げてくれたのかとても楽しみで、公開が待ち遠しいですね。