俳優歴50年以上のベテラン 平泉成(ひらいずみ せい、1944〜)さん。
20歳のときにデビューして、ドラマ、映画、舞台で活躍し続け、今や欠かせない名脇役の存在です。
ここでは、平泉成さんの家族、両親、結婚した妻、子供(息子、娘)をエピソードと共にみていきましょう。
またご自宅は素晴らしいバラが咲き誇るお庭があるのだとか。
平泉成の両親 父親・母親と子供時代
平泉さんは、父親は林業に従事し、母親は助産婦、7人兄弟の末っ子として、1944年 愛知県額田郡宮崎村(現 岡崎市)に生まれます。
実家は周囲に店が一軒もない田舎、家庭は裕福ではなかったそうで、食べるものに苦労したとか。
使用する水を山からひいたり、ガスがなかったのでかまどで煮炊きして、もちろんテレビや電話はありませんでした。
平泉さんの父親は、昼間は森で木を切る仕事をしたあと、家では夜遅くまで勉強して、特に英語を学ぶのが好きだったそうです。また、普段遊んでいる川で、うなぎのとり方を教えてくれたのも父親で、平泉さんは今でもそのうなぎ取りの仕掛けを作ることができます。
助産婦の母親には急患がくることもあり、いつも忙しく働いていき、家族のためにとても尽くしてくれる人でした。
このような子供時代を過ごしていた平泉成さんは、中学時代に、年に1回村祭りで見る巡回映画を見て映画俳優に憧れいたそうです。また、将来プロ野球選手になりたいという夢ももっていたとか。
平泉成の結婚した妻 里香
引用元:https://xn--bdkyb7dr864au6ub.com/2018/06/20/
1980年 平泉さんが36歳のとき、13歳年下の里香さんと結婚しました。
馴れ初めは友人のレストランでまだ大学生だった里香さんがアルバイトをしていて、平泉さんが積極的にアプローチしたようです。
愛妻家で、料理以外は何でも家事を手伝い、洗濯物を干すのは奥さんより上手だとか。もちろん、食事によく一緒ででかけ、奥さんの買い物にもつきあい、年に一度は旅行にいきます。また奥さんの誕生日には毎年、感謝の気持をこめたラブレターを渡すそうです。まるで、この世の妻たちが羨望の眼差しを向ける、夫の鏡のような男性ですね。
平泉成の息子 平泉陽太
引用元:https://www.sconavi.com/talent/detail/
平泉 陽太(ひらいずみ ようた、1982年4月13日 – )さんは、元俳優で、現在はソニーに勤務しています。父親 平泉成さんとの共演は、『WATER BOYS』『いい旅・夢気分』があります。
平泉成の娘 季里子
引用元:https://torigei.com/geisoku/hiraizumi/
長女 平泉季里子(ひらいずみ きりこ)さんは、1988年に生まれています。
現在、テレビ朝日でドラマ等の宣伝担当をしています。
平泉さんは奥さんとだけでなく、お子さんたちともコミュニケーションをよくとっており、非常に仲の良い家族です。
平泉さんは、なにがなんでも芝居、家庭があとで、というじんせいは送ってきていません。結婚してからの妻との新しい生活、子育てもすすんで行い、まったく知らない世界を楽しめたと言っています。そして、家族の存在があるから「もっといい芝居して、もっと仕事をがんばらなきゃ」と思えると語っていました。
平泉成の自宅
引用元:https://lovegreen.net/botanicalpeople/p151131/
平泉成さんのご自宅は神奈川県川崎市麻生区にありますが、見事にバラが咲き誇っています。
バラ栽培のきっかけは、家を建てたとき、庭の植物が自分のイメージと違っていたそうです。それで代わりに、バラを植え始め、今では30種類50本ほど育てて、庭で隙間があるところは、全てバラを植えているそうです。
凝り性の平泉さんは、ケーナ作りや釣りなどを極めていますが、バラにもすっかり夢中になっているようです。
役者として「板(舞台)の上で死にたい」とは思わないけれど、楽しく芝居をすることを常に目指している平泉さん。100歳になっても、死ぬまで俳優でいたいとおっしゃる名優の深い個性ある演技に、これからも益々期待せずにはいられません。