健康

伊木雅之【近畿大学】の経歴・学歴・病院。骨粗鬆症は予防できる?

骨粗鬆症とそれによる骨折の予防のための研究をなさっている医学博士の伊木雅之(いき まさゆき)先生。

ここでは、伊木雅之先生のプロフィール、経歴、学歴や専門分野 骨粗鬆症の予防について見ていきましょう。

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伊木雅之のプロフィール 経歴・学歴

「伊木雅之」の画像検索結果引用元:https://www.m3.com/open/

生年月日:1955年9月18日

出身地:大阪府

学歴:奈良県立医科大学大学院修了

家族:妻、長女、次女

居住地:奈良県生駒市

趣味:サウナ、ジャズ鑑賞

専門:疫学、予防医学

研究分野

  • 社会医学, 公衆衛生学・健康科学
  • 社会医学, 衛生学・公衆衛生学
  • 人類学, 応用人類学
  • 看護学, 地域・老年看護学
  • 社会医学, 衛生学
  • 人類学, 応用人類学
  • 健康・スポーツ科学, 応用健康科学

職歴

1986年 大阪医科大学衛生学公衆衛生学教室助手
1987年 福井医科大学環境保健学助手
1991-2年 フィンランド国立労働衛生研究所客員研究員
1993年 福井医科大学環境保健学講師
1996年 同助教授
1997年4月 近畿大学医学部公衆衛生学教授
2014年10月 近畿大学医学部長

現在、近畿大学医学部教授であり医学部学部長です。

伊木先生が、医師になりたいと思ったのは、小学2年生のとき、野口英世の伝記を読んだことがきっかけとなりました。しかし、中学時代は父親がエンジニアだったことや、江崎玲於奈先生がノーベル物理学賞をとったこともあり、電子工学分野に進もうと思ったこともあるそうです。

高校3年の夏から猛勉強をして、奈良県立医科大学に現役で合格し、野口英世のように僻地の医師になろうと、大学入学後すぐに奈良県の吉野地方に見学に言ったそうです。そして、スモンの薬害訴訟(キノホルムの副作用)を支援する学生の会に参加し、薬の副作用に苦しむ患者さんを見て、勉強しても薬害を防ぐことは難しいとかんじたそうです。それで、臨床医として活動するよりも、病気を予防し、健康を増進する公衆衛生学を研究する道を選んだとか。
福井県立医科大学に勤務したあと、近畿大学医学部で、生活習慣病予防、特に骨粗鬆症と、それに伴う骨折予防のための研究と教育活動を行っていらっしゃいます。

骨粗鬆症は若い頃からの予防が大事

伊木先生は、骨が健康になるためのポイントは、カルシウムをしっかり摂取、適度な運動、適正体重が大事で、若い頃から生活習慣に気をつけることだとおっしゃってます。

  s健康な骨を保つためには、カルシウムの摂取、適度な運動、適正な体重を保つことが大切です。特に重要なのはカルシウムの摂取ですが、骨密度は、男性は中学生、女性は小学生高学年で増えるスピードが速くなるため、10代からのカルシウム摂取が大事です。
カルシウム摂取で効率の良いのが牛乳や小魚です。
牛乳を1日200ml、できれば400ml飲んで欲しいですね。牛乳が苦手な人は、乳製品でも大丈夫です。カルシウムの吸収には、ビタミン類が必要なので、栄養バランスの良い食事を心がけてください。  出典:奈良県民だより

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骨折しないために工夫をする

年をとってくると、バランス機能が低下するので、小さな障害物でもつまずいて転びやすくなります。骨は年齢とともに、もろくなっていますから、転ぶと骨折し、そのまま寝たきりになってしまう高齢者も少なくありません。転びにくくするためには食事を気をつけるだけでなく、家の中の工夫や柔軟体操も効果的だそうです。

転倒を防ぐ工夫

家の中を整理整頓しましょう
段差の部分に色のついたテープを貼りましょう
なるべくつま先の反り上がった靴を選びましょう
足首の柔軟体操をしましょう
 
椅子に座った状態で足首を回す
椅子に座った状態でかかとをつけたままつま先を上げる
手すりなどを持ったままつま先で立ち、3秒ぐらい停止して、かかとを下げる。
  ※①~③を各10回、朝夕に行いましょう

出典:奈良県民だより

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