軽快なスタイルで行動する建築家とも呼ばれる伊藤豊雄(いとう とよお)氏。
「建築界のノーベル賞」ともいわれる米プリツカー賞の受賞経験をもち、伊東氏がデザインした建築は、世界各所で見ることができます。
本記事では、建築家、伊藤豊雄氏のプロフィール、経歴、代表作品を紹介します。
また伊藤豊雄建築塾や2019年の公演、ミュージアムも見ていきましょう。
伊藤豊雄のプロフィール、経歴
氏名:伊藤豊雄 (いとう とよお)
生年月日:1941年6月1日
出身地:韓国ソウル
学歴:東京都日比谷高校 卒
東京大学工学部建築学科 卒
所属:伊藤豊雄建築設計事務所 代表
1941年、大韓民国ソウル特別市)に生まれ、2歳頃から祖父と父の郷里である長野県諏訪郡に転居。
東京大学工学部卒業後、菊竹清訓設計事務所勤務を経て、1971年、アーバンロボット(現:伊東豊雄建築設計事務所)を設立。
当時は、個人住宅を中心に手がけ、安価で、柔らかな曲線のフォルムの構想で注目を浴びました。

1986年制作、横浜駅西口シンボルタワー兼地下街換気塔『風の塔』は、夜間に風などの周囲の気象条件に合わせて、表面にカラフルな光が浮かび上がるようプログラミングされています。金属板の斬新な使用方法と環境に対する相互作用性を考えた、当時ではシンプルな建築作品でした。

1990年代から、オフィスビルの内部が見えるような透明感のある建築作品が増え『せんだいメディアテーク』を代表として、内部の柱を減らし、環境との融合が特徴的な建築になっていきます。

2000年以降の受賞歴
- 2000年(平成12年) – 国際建築アカデミーアカデミシアン賞
- 2001年(平成13年) – グッドデザイン大賞(せんだいメディアテーク)
- 2002年(平成14年) – World Architecture AwardsBest Building(せんだいメディアテーク)、BCS賞(せんだいメディアテーク)、ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞
- 2003年(平成15年) – 日本建築学会賞作品賞2度目受賞(せんだいメディアテーク)
- 2006年(平成18年) – RIBAゴールドメダル(イギリス王立英国建築家協会ロイヤル・ゴールドメダル)、公共建築賞(せんだいメディアテーク)
- 2008年(平成20年) – 金のコンパス賞、フレデリック・キースラー建築芸術賞、BCS賞(瞑想の森 市営斎場)
- 2009年(平成21年) – 朝日賞
- 2010年(平成22年) – 高松宮殿下記念世界文化賞
- 2013年(平成25年) – アメリカ合衆国プリツカー賞
- 2016年(平成28年) – 日本建築学会賞大賞
- 2017年(平成29年) – 村野藤吾賞(台中国家歌劇院)
- 2017年(平成29年) – UIAゴールドメダル
<引用元:ウィキペディア>
伊藤豊雄の代表建築作品
八代市立博物館・未来の森ミュージアム 1991年
〒866-0863 熊本県八代市西松江城町12-35
TOD’S 表参道ビル 2004年

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目1−5
座・高円寺 2008年

〒166-0002 杉並区高円寺北2-1-2
トーレス・ポルタ・フィラ (バルセロナ) 2010年
台中国家歌劇院 (台湾) 2014年

伊藤豊雄建築ミュージアム

今治市伊藤豊雄ミュージアム
〒794-1308愛媛県今治市大三島町浦戸2418
TEL 0897-74-7220
FAX 0897-74-7225
開館時間9:00–17:00休館日月曜日(祝日の場合は原則翌日振替)
観覧料一般…800円、学生…400円
ワークショップが開かれたり、リサーチには「伊東豊雄建築アーカイヴ」で、伊東豊雄が選んだ約100件のプロジェクト図面を中心として収蔵しています。
初期作品「シルバーハット」が移築されています。

伊東氏は、この島野美しさと不思議さに圧倒され、このミュージアムを作り上げたと語っています。大三島は多島海、瀬戸内にあっても特別な島だそうです。大山祇神社の存在によって、古くは「御島」と記されたように、神の島とされていたとか。伊東氏の建築作品と大三島の超自然の融合を楽しめると思います。
公演や伊藤豊雄建築塾とは
伊藤豊雄建築塾
「NPOこれからの建築を考える」と題して、設計者、クライアント、施工者、等の区別なく利用者と一緒になって考え、建築物を一緒につくる計画を立てたり、地域で利用できる素材、工法、生活の仕方に従って柔軟に発想できる、講座を「伊藤豊雄ミュージアム」た各地で開いています。
伊東氏が理事長になり、会員になれば公開講座が受講できます。
また「こども建築塾」という講座や合宿もあり、伊東氏の他にも数名の建築家たちと、町や建築に対する知識を深め、思考や表現力を伸ばす活動もしています。
1月29日に行われた子ども建築クラブのブログレポートが公開となりました。
今回は、バルセロナ在住の編集者・ブックデザイナーの坂本知子さんを講師に迎え、『マニュアル・シンキング講座「みんなの〇〇」のアイデアを育てよう!』を開催しました。
ぜひ、ご覧ください!https://t.co/hHwADcrDYu pic.twitter.com/3ahBbChDci— 伊東建築塾 (@itoschool) 2019年3月14日
革新的なデザインと共に、これからの建築を老若男女、すべての職業の人たちと共に考えていく伊藤豊雄氏のこれからの活躍も、応援していきたいと思います。
