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ピーター・シスの作品、絵本、展覧会。父母、妻や子供、アマデウスのポスターも!

ピーター・シス(1949年5月11日- )はチェコ生まれのアメリカのイラストレーター、絵本作家。また社説イラストは、「タイム」や「ニュースウイーク」に掲載されています。

ここでは、ピーター・シスの作品、絵本、経歴、家族、展覧会などをみていきましょう。

あの絵が彼の作品であった発見ができるかもしれませんよ。

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ピーター・シスの経歴や父母・兄弟姉妹

Journeys Through Fact and Fantasy: Peter Sís at the Eric Carle Museum引用元:https://valleyadvocate.com/2019/06/26/journeys-through-fact-and-fantasy-peter-sis-at-the-eric-carle-museum/

生年月日:1949年5月11日

出身地:チェコスロバキア

学歴:プラハ工芸美術大学、ロンドン 王立芸術大学

ピーター・シスは1949年にチェコスロバキアのブルノで生まれました。

父親は映画監督、脚本家で1960年〜90年まで主にドキュメンタリー映画を製作していました。

Vladimír Sís | OSOBNOSTI.cz父 ヴィラディミール・シス  引用元:https://www.osobnosti.cz/vladimir-sis.php

母親は芸術家で幼いピーターに絵を勧めたそうです。彼は3人兄弟の長男で妹と弟がいます。

ピーターが育った街は、暗い石畳の通りと暗くて冷たい地下室があり、怖い印象を受けてあまり好きでなかったといいます。

芸術が身近な環境で育ったこともあり(もちろん、本人も絵を描くことは好きで、子供の頃から型にはまった描き方が嫌いだったそうです)、プラハの美術大学、そしてロンドンの王立芸術大学で学びます。

卒業後は映画製作を始め、ゴールデンベア賞を獲得。

彼は1982年にロサンゼルスで夏季オリンピックの「アニメーション映画」を作成するため米国に旅行しました。このとき、ソビエト連邦はチェコスロバキアを含むボイコットを開始しましたが、シスは帰国せず、アメリカに残り、その後亡命を許可されています。

アメリカでは、彼は本のイラストと執筆を始めました。映画製作も同時に行い、ニコロデオンとPBSキッズのコマーシャルに加えて、彼の著書マドレンカに基づいたセサミストリートのショートヴァージョンも制作しています。

シスは1988年に米国市民になりました。

主な受賞

ニューヨークタイムズブックレビューのベストイラストブックオブザイヤーを7回受賞。

ボストングローブホーンブック賞を4回受賞。

2012年には、ハンス・クリスチャン・アンデルセン イラストレーション賞を受賞。

ピーター・シスの妻と子供

1990年10月に映画編集者のテリー・ライサと結婚。マデリーンマティの二人の子供がいます。

40歳を過ぎてから子供を授かり、たいそう可愛がっているようでした。彼らが幼い頃は生活リズムがすっかり子どもたちと同じになった自分に驚いたそうです。

Madlenka Soccer Star: Sís, Peter, Sís, Peter: 9780374347024: Amazon.com:  Books引用元:アマゾン

『マドレンカ』は娘のマデリーンのために作った絵本です。

息子 マティには絵本『星の使者 ガリレオ・ガリレイ』を作っています。

Starry Messenger: Galileo Galilei: Peter Sis: 9780374470272: Amazon.com:  Books引用元:アマゾン

どちらも繊細な描線の中に暖かさを感じるイラストです。

ピーター・シスの作品、絵本

Amadeus | Iconic movie posters, Movie posters vintage, Iconic movies引用元:https://www.pinterest.ca/pin/17873729741099049/

シスの父の友人であったミロシュ・フォアマンに、映画『アマデウス』のポスターを依頼され、この制作料で家族と一緒にニューヨークに移りました。現在もニューヨーク在住です。

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ピーター・シスの展覧会

ピーター・シスの闇と夢

会期:2021年9月23日ー11月14日

場所:練馬区立美術館

日本では初めての絵本原画の展覧会で、スケッチや日記なども見ることができます。

https://neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202107021625192960

参考:https://us.macmillan.com/author/petersishttp://

www.zuzu.org/sisinterview.html

https://www.publishersweekly.com/pw/authorpage/peter-sis.html

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