環境

長野由梨子【海洋学】の出身大学と経歴。深海菌が地球を救う?!

JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)の長野由梨子さん。

現在、未知の部分の多い「深海」の分野の研究を重ねています。

長野由梨子さんの出身高校や大学、経歴、講演を調べてみました。

また「深海菌」がこれからの世界に大きな貢献をする可能性があると言われていますが、深海の真菌とは何なのでしょうか。

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JAMSTEC 海洋研究開発機構とは?

JAMSTEC (ジャムステック)海洋研究開発機構(Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology)は、海洋に関する基盤的研究開発、学術研究に関する協力等の業務を総合的に行い、海洋科学技術の水準の向上、学術研究のを目的とした組織です。

調査船や潜水船などで海洋、大陸棚、深海などを観測研究し、スーパーコンピュータで気候変動や地震などに関するシミュレーション研究をしています。

所在地:神奈川県横須賀市夏島町2−15

JAMSTEC 国立研究開発法人海洋研究開発機構

長野由梨子のプロフィール 学歴・経歴

「長野由梨子」の画像検索結果引用元:https://manabi.benesse.ne.jp/

出身地:神奈川県

学歴:クイーンズ大学ベルファスト 学術博士

クイーンズ大学院で肺に感染する病原菌の研究に携わり、空気中の真菌の研究をしていましたが、深海での真菌はほとんど調査が行われていないことで、深海菌に興味をもちました。

2008年よりJAMSTECの研究員となり、深海真菌の数少ない研究者の一人として活動しています。これまでに新種を含む深海真菌を数多く発見し、北里大学と共同で深海真菌を用いた有用成分の研究活動もしています。

深海の真菌とは?

深海菌とは、深海に生息するカビ、きのこ、酵母などの真菌のことです。

真菌はみずむしや感染症になって病気の原因にもなりますが、人の生活に役立っています。真菌で発酵食品が作られたり、ペニシリンなどの医療開発にも活用されています。

深海菌は、DNAやRNAを調べ新種を発見するのですが、100株採取すると10株は新種です。原始的なものが多く、水の中で生息し、泳いで拡散されているのではないか、と考えられています。

かなりの多様性がありますが、まだ未知の部分が多いのが事実です。しかし、研究を続けることにより、私達の未来の食料問題、医療問題の改善への緒となる可能性も大きなものです。

また環境保護への貢献や、生物の起源を新たに知る可能性も期待されています。

長野由梨子の講演は?

長野さんは深海生物多様性研究員として、深海、真菌などの講演、また10代向けの海洋についてのイベントなどの活動もしています。

2020年の長野さんの講演予定はまだ決定していないようですので、詳細はJAMSTECのサイトを御覧ください。

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まとめ

長野由梨子さんは、どの場所でも必ず新種はみつかるのが、非常に興味深く、私達の未来に役立つ、今までの常識を超えた真菌を見つけることを目指しているそうです。

これからの深海菌新種の発見と研究に大いに期待したいですね。

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