イラストレーター、ウェブデザイナーの山田 孝之(やまだ たかゆき)さん。SNSで山田全自動として「浮世絵あるある」が面白くて大人気です。
丁髷、着物姿の江戸時代の町人が、現代にタイムスリップしたイラストに加えられたシュールでありながら、真意を捉えている絶妙なコメントが特徴ですね。
ここでは、山田全自動(山田孝之)さんの経歴、作品、著書、グッズ(文房具)などを紹介していきます。
山田孝之のプロフィール 経歴・学歴
引用元:https://influencerlab.jp/interview-yamada-zenjido/
生年月日:1983年3月4日
出身地:佐賀県鹿島市
学歴:近畿大学 卒業
山田さんは、佐賀県立鹿島高等学校、近畿大学卒業後、ウェブ制作会社に勤務。
2011年に福岡市にウェブデザイン会社「クラウドナイン」を設立しました。この頃、浮世絵を独学で学び、Instagramへ投稿したところ好評を得て、2016年からは、あるあるネタを盛り込んで笑える俳画の制作が大爆発。
山田全自動の名前は、本名の「山田」と、福岡出身の俳人、吉岡禅寺洞(よしおか ぜんじどう)にあやかっているそうです。
吉岡 禅寺洞(1889年(明治22年)- 1961年(昭和36年))
本名・善次郎。福岡県福岡市箱崎生まれ。高等小学校卒業後、1903年より三宅吟志に俳句の指導を受け、1905年、「ホトトギス」会報欄の高濱虚子撰に初入選。俳句誌「天の川」を創刊。戦後は有季定型・文語俳句と訣別し、口語・自由律・無季俳句を推進、「天の川」は自由律俳句の拠点のひとつとなった。
福岡市今宿公園 吉岡 禅寺洞の碑 引用元:https://ameblo.jp/it1035656/entry-12534346941.html
2017年には福岡市で個展の開催、『山田全自動でござる』も上梓。
また、佐賀県嬉野市のテーマパーク「肥前夢街道」に作品を常設展示する「山田全自動館」が開館。
「Y氏」の名義で、福岡市内や福岡近郊の不思議な場所、ちょっと変わった観光スポットなどを紹介するブログ『Y氏は暇人』も運営しています。
2018年、辻仁成の『立ち直る力』『人生の十か条』の挿絵を担当。イラストは毎日1枚以上描いて、自分のスタイルを保ちつつ、新しい発想を取り入れているそうです。
現在では、個展開催や企業とのコラボレーション企画など、幅広く活動されています。
山田孝之・山田全自動の作品
博多あるあるでござる。こちらから読んでねでござる。
👇👇👇👇👇👇https://t.co/my1GYpA7Oz pic.twitter.com/tczJl0Ybga— 山田全自動(やまだぜんじどう) (@y_haiku) July 1, 2020
山田孝之の本
山田全自動でござる
日常のふとした瞬間に感じる喜怒哀楽、違和感といった“あるあるな光景”を浮世絵調のイラストと、微苦笑を誘うコメントで綴る“現代の浮世絵師・山田全自動”。シュールな世界観にハマる人、続出! の、全自動ワールドから厳選した100作品(うち、描きおろし30作品)を書籍化。うなずいたり、つっこんだり、の連続で心のコリがゆるっとほぐれていく。 出典:アマゾン
10分ぐらいで一気に読めますが、実に「あるある」です。イラストは江戸商人風であるのに、なんとも現代の出来事にマッチしている心地よさも味わえます。
山田全自動グッズ
山田さんの作品グッズがオンラインで購入できます。
https://www.gakkensf.co.jp/products.php?i=52
引用元:https://www.gakkensf.co.jp/products.php?i=52
グッズはこんな感じでござる pic.twitter.com/1lOFdjC2Nk
— 山田全自動(やまだぜんじどう) (@y_haiku) February 1, 2018