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アーノルド・ローべル【絵本作家】の作品・経歴・展覧会、家族を紹介。私生活は寂しかった?

アメリカの絵本作家 アーノルド・ローべル

がまくんとかえるくんの「お手紙」のお話は、教科書で読んだ方も多いでしょう。大人が読んでもほっこりするストーリーと、端正なイラストが常に惹きつけられますね。

ここでは、アーノルド・ローベルの絵本作品、経歴、展覧会、結婚した妻や恋人、エピソードなどをみていきましょう。

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アーノルド・ローべルのプロフィール  学歴・経歴・受賞歴

Biography of Arnold Lobel | Arnold Lobel引用元:http://www.judynewmanatscholastic.com/blog/2019/02/history-arnold-lobel-frog-toad-are-friends/

生年:1933年5月22日

没年:1987年12月4日  享年54歳

出身地:カルファルニア州ロサンゼルス市

学歴:プラット・インスティテュートでイラストレーションを学んだ

ローベルはカリフォルニア州ロサンゼルスでに生まれましたが、家族はすぐにニューヨーク州に引っ越し、スケネクタディ市で育ちました。

ローベルは病弱だったので、学校では頻繁にいじめられていたため、学校はすきではありませんでしたが、地元の図書館で絵本を読むのは大好きでした。

高校卒業後は、ブルックリンのプラットインスティテュートに入学。大学を出てもイラストで食べてくことはできず、広告業界で無理をして働いていましたが、ある日、地下鉄の乗って会社に行くことができなくなったそうです。そこで、フリーランスの児童書の挿絵画家になります。

1962年、『マスターさんとどうぶつえん』でデビューし、1971年『ふたりはともだち』が大人気となります。

1972年『よるのきらいなヒルディリド』でコルデコット・オナー賞、1981年『ローベルおじさんのどうぶつものがたり』でコルデコット賞を受賞。

ローベルは生涯に渡って100冊以上の本を書きましたが、それがすべて世間に認められたわけではありませんでした。晩年エイズを患っていた彼は、ニューヨークの病院で亡くなっています。

アーノルド・ローべルの作品 絵本

マスターさんとどうぶつえんお天気のいい日はいつもお気に入りのどうぶつえんに出かけるマスターさん。どうぶつたちもマスターさんが大好き。だからどうぶつえんが閉まる時間になると悲しい気もちになります。ある日、ぞうが飼育係のポケットから鍵を取り出して…。 かわいいどうぶつたちとマスターさんが起こす大騒動! そして最後は心あたたまるお話しです。アーノルド・ローベルのデビュー作  出典:https://www.ehonnavi.net/ehon/116381/

引用元:アマゾン

「がまくんとかえるくん」4冊ある中の一冊。こちらも安定したほんのり感が味わえます。

おひとよしで、ちょっぴりまがぬけていて、善意あふれるふくろうくんの物語。見事な絵と語り口の、いぶし銀のような絵本です。読みきかせに最適。 出典:アマゾン

 

両親が行方不明になった象の男の子をなぐさめに、年とったおじさんが訪ねてきました。楽しいことをいっぱい知っている、すてきなおじさん! 出典:アマゾン

別居中の妻が文を書き、イラストをローベルが描いた一冊。

アーノルド・ローべルの展覧会

企画展 「がまくんとかえるくん」誕生50周年記念 アーノルド・ローベル展

本展は、エリック・カール絵本美術館との共同企画で、「がまくんとかえるくん」を中心とする約30冊の絵本を、貴重な原画やスケッチ約200点とともに紹介します。あわせて、アニメーション作家の加藤久仁生が、がまくんとかえるくんの日常を描いたアニメーション作品「一日一年」も特別上映します。 出典:https://play2020.jp/article/arnoldlobel/

会場:プレイ ミュージーアム
〒190-0014
東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3

会期:2021年1月9日(土)-3月28日(日)

アーノルド・ローべルの家族 妻・子供・孫・恋人

Anita Lobel: A Childhood Recovered | Central Rappahannock Regional Library引用元:https://www.librarypoint.org/blogs/post/anita-lobel/

1955年、美術学校で出会った児童文学作家兼イラストレーターのアニタ・ケンプラーと結婚。

一つ年下のアニタとは同じスタジオで働き、何冊かの本を共同制作しました。

彼らには2人の子供、娘エイドリアン 息子のアダム・ローベルがいて、3人の孫もいます。

結婚して約20年後に、ローベルは自分がゲイであることをカミングアウトし、アニタとは別居。

ローベルの恋人 ハワード・ウイーナーは身長180cmのハンサムな8歳年下の男性で、ローベルが亡くなるまでともに暮らしました。「がまくんとかえるくん」が出版されたときには、すでにふたりは恋中でした。がまくんとかえるくんの身長差があるのは、自分たちがモデルであったとも言われています。(ローベルは身長165cm)

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がまくんとかえるくんの所感

ローベルとハワードが一緒に過ごした部屋  引用元:https://blogs.slj.com/afuse8production/2020/07/14/

子供の頃に読んだ「がまくんとかえるくん」のシリーズ。当時は「可愛らしい、面白い」としか感じなかったけれど、大人になってもう一度読んでみると、友情以上のなにかを感じるのではないでしょうか。

男同士の友情を越えた愛ゆえの相手への思いやりが含まれていて、ローベルが恋人と幸せな生活を送っていたことが想像できます。

友情も恋愛も愛の一部ですが、一緒に暮らす家族としての愛はまた特別な愛おしむ感情で、それが彼のストーリーから伝わってきます。だめな自分を常に支え、励まして、喜ばせてくれる素晴らしいパートナーの存在が浮かび上がってきます。また、子供向けの絵本でありながらイラストは端正ですっきりしていて、変に子供に媚びていないとこも魅力がありますね。

ローベルが愛する恋人とこんなふうに生活していたのだと思いながら、もう一度「がまくんとかえるくん」を読んでみると、素敵な恋愛小説に変わっていくことでしょう。

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