流木作家の高江友作(たかえ ゆうさく)さん。
流木を使用して家具やインテリアを制作していて、木靴を履いた椅子「tstool」がとても可愛らしいと評判です。
ここでは、高江友作さんのプロフィール、経歴、学歴、作品、個展、アトリエを紹介します。
高江友作のプロフィール 経歴・学歴
引用元:https://www.at-s.com/news/article/local/central/
生年:1974年
出身地:東京都
学歴:日本体育大学卒
高江さんは東京都の公立中学校の教諭を7年間務めた後、退職。自然の美しさを生かした創作に専念しようと、静岡に1年半かけて自宅兼工房を廃屋を改修して作りげます。木彫刻、家具は独学で習得しました。
流木との出会いをきっかけに、「創作して生きる」ことを目的にインテリアアーティストの道に入ったそうです。
2018年に寺田倉庫にて初個展を開催。翌年は、木靴を履いたスツールを考案し「Tstool」として展開します。ほかに「Tchair」「Ttable」も制作しています。作品の裏にはシリアルナンバーがついており、”T001″から始まって、”T999″まで製作予定だそうです。
高江友作の作品
他の美しい流木インテイアは高江さんのサイトで御覧ください。
高江友作の個展
2019年4月に、静岡市文化・クリエイティブ産業振興センターで、「TOMOSAKU TAKAE ~躍動する家具と「T stool」展~」、5月に東京のshakespeargalleryで「T-saku展」が開催されました。
引用元:https://shakespearegallery.wixsite.com/
2020年の個展の予定はまだ未発表ですので、高江友作さんの個人ウェブサイトを御覧ください。
高江友作のアトリエ
アトリエ「Tsaku」
ウッドアートハーミット
静岡県静岡市葵区鍵穴38-2
tel 090-9375-5918
mail info@wood-art-hermit.com
月に一回 オープンアトリエを開催しています。メールでお問い合わせください。
愛らしい流木インテリア
引用元:https://www.pinterest.es/pin/
アメリカ西海岸では、流木の形をそのまま活かしてテーブルや椅子につくりあげていくものに人気があり、一般的な家具屋でも販売しています。
高江さんの作品はオリジナリティに富み、可愛らしい物が多く、アメリカ中部のフォークアートに近いものを感じます。自然豊かな場所ならではの材料を選び、どのように創作していくかは作家の個性が表れます。
いくつもの作品は、流木の年月を感じさせながらも、滑らかに仕上げられた形状は、実用品にもなりえるし、鑑賞品としての役目も果たします。
靴を履いた椅子は、座った途端に走り出してしまうのではないかと、使用者の想像力も充分かきたててくれます。そして、そのままおとぎの国へ連れて行ってくれそうな、見ているだけでも楽しくなってくるような作品です。こんな遊び心がたっぷりのインテリアが家にひとつでもあれば、生活に新しい吐息を吹き込んでくれることでしょう。