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「海日和」|ショートストーリー

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「海日和」

 

「海に行かないか?」
俺は友達に誘われた。
どうやらそこは人気スポットで、仲間が沢山集まるらしい。
それならバーベキューやライブがあるだろうし、可愛い女の子たちと仲良くなれる。
俺は一緒に行くことにした。

その場所は、広々とした草地でその先は断崖絶壁だ。
崖の下には初夏の日差しで、キラキラと光る海が続いている。
青い空に白い雲がいくつも浮かんで、風は心地よい。
海日和だ。

すでに大勢集まっている仲間達は、同じ方向に歩いて行くので、
俺もみんなについて行く。
イベントがあるのか?
先頭の奴が、海が見渡せる崖の淵まで行くと、突然、海に飛び込んだ。
え!こんな高い崖からダイビング? 自殺行為じゃん!
しかし、次から次へと仲間たちがダイビングし始める。
俺の番が近づいてくる。
みんな飛び込まなきゃいけないの?

その時、隣にいる友達がボソッと言った。
「俺たち、レミングなんだぜ。仲間が増えすぎたって聞いただろ、、、、」

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レミングについて

レミングは、かなり長い間「集団自殺をする」と考えられていた。スカンディナビアでは「集団で海に飛び込む」という伝説が古くから知られ、また16世紀頃までは「雲の中から自然発生する」とも考えられており、1555年のスウェーデンの文献に、「雲から生まれる」ことを示唆する木版画が描かれている。「集団自殺をする」とする説は近年まで信じられており、現在でも誤解している人々は多い。

実際には、集団移住を行っている際に一部の個体が海に落ちて溺れ死ぬことはあるが、これは自殺ではなく事故であり、すべての個体が海で溺れ死ぬことはない。また、レミングは泳ぎがうまく、集団移住の際に川を渡ることは良くある。  出典:ウキペディア

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