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バンクシーの作品が日本にもあった?!場所と展覧会を紹介!

イギリスのロンドンを中心に活動する覆面芸術家、バンクシー

社会風刺的グラフィックアート、ストリートアートを世界各地にゲリラ的に描いて言ってますね。

2018年10月には「赤い風船に手を伸ばす少女」がサザビーズオークションに出品さえ、1億5千万円で落札されると、額に仕掛けられたシュレダーが作動して、作品が細切れになった出来事が有名ですね。

さて、このバンクシーの作品が日本にも存在する噂を聞きましたので、調査してみたいと思います。

一体、どの場所にかかれているのでしょうか?

また日本でのバンクシーの展覧会は開かれる予定はあるのでしょうか?

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最近のバンクシーの活動

ゲリラアートは続いているようですね。

こちらは、「季節の挨拶」と言うタイトル。

この作品はウェールズ西部の工業都市ポート・タルボットにある個人所有のガレージの壁面に描かれました。

一見すると空から舞い降りる粉雪を食べようと舌を出す、幼い子供の微笑ましい姿のように見えますが、別の壁面には燃えさかる炎が描かれ、子供の口に吸い込まれそうになっている白い粉は雪ではなく灰だとわかる、というバンクシーらしいブラックユーモアを含んだ作品。

バンクシーの作品は世界に浸透していて、こうして描かれた壁にに強化ガラスをつけて保存する場所も見られます。

昨今のグラフィティ・アートとは違った意味あいをもつバンクシーの作品は、描いてくれるのを待ち望んでる人々もいますが、苦情が出て、消してしまうこともあります。

他人の所有物に許可なしに描いてしまうのですから、犯罪ですよね。しかし、ほとんどの人たちは、このバンクシーの犯罪に好意的です。理由は美術的な勝ちというよりも商業的な価値が高いからで、公共の壁に描かれた場合など、勝手に切り取って売りに出してしまうこともしばしば。また、そのままにしておけば、観光地として、観光客が集まりその町が潤うからです。

そんな貴重なバンクシーの絵は日本にあるのでしょうか?

バンクシー風の絵が描かれた

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場所は?

<引用元:www.jfmusicwriteclass.com>

東京の豊洲あたりに出現した絵ですが、マッシヴアタックが公園に来ていてバンクシーも来るのではないかと噂されていました。

これはバンクシー風のトランプと金正恩の画ですが、バンクシーはズバリの人物を描くことはなく、バンクシーではないでしょう。また、この絵の意味するところを、日本の壁に描くのは、アメリカと中国の関係によって、日本の状況がどのように変わるかを心配する日本人であって、外国人のバンクシーの意図するところではないと思います。また世界的な影響を憂いているのであれば、日本の壁ではなく、もっと適した国があるはずです。

こちらは、281_Anti Nukeの作品。

衝撃的な作品を作る彼はバンクシーと同様、本名、年齢が明かされておらず、今、日本版バンクシーといわれるほど世界のメディアやネットで注目されています。

渋谷を中心として活動しているのですが、ロサンゼルスにも進出しています。

281_AntiNuke」の「グラフィティ」は、3.11の震災によって発生した「環境汚染」と、汚染に対する政府の対応が日本の社会に巻き起こした激しい恐怖や不安、怒りと混乱の表象

バンクシーらしき絵の場所

日の出駅の近くの防潮扉

<引用元:www.bbc.com>

絵は縦1メートル、横50センチほどのスペースで見つかり、傘を差したネズミが空を見上げるようなポーズを取っている。都によると、防潮扉に絵が描かれていることは、約10年前から職員が把握していたが、昨年12月末に都民から「バンクシーの作品に似ている」との情報提供があったという。今月16日に保存のため防潮扉を撤去し保存。SNS(会員制交流サイト)上などでバンクシー本人による“犯行声明”は確認されていない。  出典:サンスポ

真偽の程は、現在定かではないので、鑑定中だとか。

大きさ、作風はバンクシーのものと似ていますが、10年前からあって、バンクシーが犯行声明を出していないのなら、本物ではない可能性がありますね。

このネズミが傘を指している絵は、放射能汚染を風刺しているのでしょうか?

高松のバンクシー

<引用元:www.mainichi.jp>

高松市サンポートの「サンポートスケートパーク」に、傘を持ちカバンを持ったバンクシーが、描かれていたのを2019年2月に発見。平面台とスロープの計2カ所に、描かれていたが、いずれも白い塗料で上書きサれているのが3月11日に確認されました。

<引用元:https://news.nicovideo.jp/ >

犯人は偽物であると発覚し、罪に問われるのを恐れたようですね。バンクシーの絵は市販のステンシルで誰でも簡単にかけますから、こうした悪戯が発生するのでしょう。落書きは犯罪であり、バンクシーのコピーをするだけでは、売名にさえならないことを認識してもらいたいものです。

九十九里のバンクシー

<引用元:https://asahi.com/>

九十九里浜にある片貝漁港の防波護岸に、「少女と風船」が描かれています。2017年頃からあったようで、発見は2019年1月です。

漁港管理の担当者は、絵の鑑定は考えていず、対応を検討したいというコメントでした。

専門家は、ファンがまねして描いたものとして判断しています。

東京新橋駅近く

引用元:https://www.dailyshincho.jp/

p>新橋駅電子タバコ店近くに描かれたネズミの絵。2019年2月末に発見。

電子タバコ店の店長は、いたずらだとわかっていますが客寄せのために消すつもりはないそうです。

水戸市コインランドリー店

<引用元:www.asahi.com>

水戸市米沢町のコインランドリーの店の壁。2019年4月中旬に発見。

もちろんこれもいたずら書きだと周知しているが、店主はこのまましばらく落書きを放置するそうだ。

バンクシーの展覧会は?

日本で近々バンクシーの展覧会が開かれる予定はありません。

しかし、あの切り刻まれた『愛はごみ箱の中に(Love is in the Bin)』は、ドイツのフリーダー・ブルダ美術館で、2019年2月から1ヶ月間展示されました。

<引用元:expedia.com>

作品の鑑賞環境は、バンクシーの信念に従って「できるだけ多くの来場者が鑑賞できるよう」設計され、この作品については、鑑賞料は無料。

<引用元:forbes.com>

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