横浜美術館賞の蔵屋美香(くらや みか)さん。
日本の美術館でもやっと女性の館長が出るようになってきて、女性の美術界への進出が大いに期待されています。
ここでは、蔵屋美香さんのプロフィール、経歴、学歴、本などを紹介します。
蔵屋美香のプロフィール 学歴・経歴・賞歴
生年:1966年
出身地:千葉県
学歴:女子美術大学、千葉大学大学院
- 1993年 東京国立近代美術館研究員
- 2002年 千葉大学大学院非常勤講師
- 2004年 一橋大学大学院非常勤講師、ホワイトチャペル・ギャラリー研究員
- 2006年 多摩美術大学共通教育非常勤講師
- 2008年 東京国立近代美術館美術課長
- 2012年 第24回倫雅美術奨励賞受賞
- 2013年 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻非常勤講師
- 2016年 東京国立近代美術館企画課長
- 2020年 横浜美術館館長
出典:ウキペディア
蔵屋美香の本
もっと知りたい岸田劉生 生涯と作品
日本近代洋画史上、不動かつ特異な位置を占める岸田劉生。絵画や文章の類稀な才能に恵まれ、38歳の若さで没しながら、同時代や後世の芸術家たちに多大な影響を与えました。本書では自画像、肖像画、風景画、静物画、そして麗子像……5つの視点から劉生の芸術を再検証し、日本近代の苦悩する知性に迫ります。 出典:アマゾン
もっと知りたい熊谷守一 ―生涯と作品
印象的な明るい色彩と単純化されたかたちで、身近な生き物や景色を描き続けた熊谷守一。「仙人」とも評される飄々とした生き方、時代を超えたデザイン性が際立つ作品の数々。油彩はもちろん、日本画や書にも傑作が多い守一の主要作品を楽しめる入門書。 出典:アマゾン
横浜トリエンナーレ 2020
蔵屋さんが館長になってまもなく、横浜トリエンナーレが7月から10月にかけて開催されました。
15分でわかる! #ヨコハマトリエンナーレ2020 でラクスが伝えたいこと、みどころ作品。
蔵屋美香(横浜トリエンナーレ副委員長/横浜美術館館長)がわかりやすくご紹介します。
記者会見の15分動画はこちら
▷https://t.co/Jqw5cXzCte#ヨコトリ #yokotori #yokohamatriennale pic.twitter.com/HhqiMD55dF— ヨコハマトリエンナーレ2020 (@yokotori_) July 10, 2020
ヨコハマトリエンナーレ2020のキーワードの一つに「毒との共生」がありました。昨年発表されたときにはみんな何のことやら、という感じだったんですが、その後コロナウイルスの感染拡大があり、「毒との共生」は誰の胸にもすっと落ちる問題提起となりました。ラクスはまるで預言者のようですが、おそらくそうではありません。コロナウイルスが引き起こした事態の種は、過去の疫病流行の歴史の中に、また環境問題で議論された事象の中に、よく見るとたくさん隠れていたのです。それをアーティストたちは感じ取り、作品を作り、そして、自身もアーティストであるラクスが大きな展示に組み立て、みなさんに示したのです。美術館は、わたしたちに過去の知恵をもたらすたくさんの作品が、現在と未来を示すべく待機している、そんな場所なんです。 出典:https://culture.yokohama/people/788/
横浜美術館には国内有数の近代美術コレクションがあり、同館特有の持ち味が出していけると、蔵屋さんはおっしゃっています。
また、横浜市は「創造都市」という方針があり、地域にアートが不可欠であると考えています。市との連携でこれからも様々な企画を行う活動をしたいと、インタビューで述べられていました。