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『モリー先生との火曜日』の名言。心に響く人生の指針。

1997年にアメリカで出版されベスト・セラーとなった『モリー先生との火曜日 Tuesdays with Morrie』。

スポーツジャーナリストのミッチ・アルボムによって書かれたノンフィクションです。ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されたモリー・シュワルツ教授が、昔の教え子であるミッチに贈った「最後の授業」を記録したもの。

ジャック・レモン主演の映画にもなり、日本では舞台も公演され、この本の内容は心に響くモリー先生の言葉でいっぱいです。

『モリー先生との火曜日』で印象に残った名言をいつかあげてみます。

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自分自身の親友になる

誰でもかけがえのない人がいるでしょう。その人のために、あなたは多くの時間を使い、真心を込めて接するに違いありません。

でも、その気持を自分自身のために使ってください。
自分を深く知る。
自分を信頼する。
自分を尊敬する。
自分に同情する。
自分に親切にする。
自分自身が一番のあなたの理解者になってください。
もし、これができれば、あなたは他の誰にでも、同じ気持ちで接することができるはずです。

健康に執着しすぎない

良い人生を送りたければ、健康で長生きしたいとみんな願うことでしょう。なにか成し遂げたいことがあれば、長い時間が必要になってきます。

健康でいることは素晴らしいことですが、肉体のばかり気を取られてはいけません。残念なことに人間の人生は限りがあります。そして、いつ人生の終わりがくるのは、誰も予測することができません。

また、食事や運動で、いかに健康に気をつけていても、大きな病気にかかることだってあるのです。

ですから、あまりにも肉体に執着して、ありとあらゆる健康法をしたり、極度の食事療法や運動を長期間続けていくのは、愚かなのではないでしょうか。

生きているということは、肉体でなく、思考と感情が大きく影響していることを知るべきです。

「自分は役に立たない」「生きる価値はない」と考えるのは、人生で一番やってはいけないこと

仕事で大きな失敗すると、自分には役に立ってない、と落ち込みますよね。また、自分の人生を振り返ってみて、特に大きな功績を残していないと、人生が無駄なような気がして、生きる価値がないのでは、と暗い気持ちのなることもあると思います。

こんな気分になってしまったときは、自分の過去を許しましょう。他人の過ちを許すように、自分にも許しを与えてあげるのです。

嫌な過去を思い出してネガティブな感情が湧き上がるのは、極自然なことで、感情を止めることはできません。しかし、自分のしたことに、自分が許しを与えれば、あなただけの価値を認めてあげることができます。あなたは必ず誰かの役に立っているし、生きているだけで価値のある存在なのです。

悲しんで、悲しんで、悲しみつくしてください

悲しいときは、思いっきり泣いたり叫んだりして、悲しみつくしてください。「悲しい」という感情を隠したり、湧き上がってくる悲しみをおしころす必要はありません。何日かかろうと、何年かかろうと、思いっきり悲しんでください。

私達は暗い気分でいることが嫌なので、悲しみを紛らわせる癖がついています。しかし、それでは一生その悲しみから逃れることはできません。そして、涙の最後の一滴を流した後、あなたのまわりの残された人たちに目がいくでしょう。そこで、その人達に感謝の気持を持ってください。悲しみつくしたとき、あなたを愛してくれている人がそばにいることに気づくはずです。

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モリー先生との火曜日 映画

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