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ヒグチユウコの経歴と作品について。絵本や展覧会、ショップも紹介。

モスバーガーやユニクロなどのコラボで大人気の画家 ヒグチユウコさん。

デザイン性に富み可愛らしいイラストで消費者の心を掴んでいますが、本来は実に繊細で緻密な絵を描く作家です。

ヒグチユウコさんのプロフィール、経歴、学歴、賞歴を紹介します。

また、絵本や展覧会もみていきましょう。

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ヒグチユウコのプロフィール 経歴・学歴・賞歴

引用元:https://www.1101.com/yuko_higuchi/

学歴:多摩美術大学油絵科

居住地:東京都

グッチなどのファッションメーカー、画材メーカーとのコラボを展開しています。

顔写真、年齢は公表しない主義らしく、糸井さんとの座談会でも、被り物の写真しかなくて徹底している姿勢が残念です。

鳥に扮するのがお好みのようで、オウム、ペンギン、カラスなど様々です。

大学在学時代から個展を開き、大学卒業後、フリーで活動。学生時代はグロテスクな画が多かったのですが、徐々に変化し、動物を擬人化したスタイルになります。3年近く子育てのために活動を控えたことがありました。子育てが少し落ち着いて、2010年頃から主にSNSで再活動しました。

ヒグチさんが多く描かれている猫のモデルは、自宅で飼っている愛猫ボリスくんです。母ネコが車に轢かれてしまったところを保護されて、その母ネコのお腹の中に居たそうです。未熟児だったのにここまで可愛く育ってラッキーキャットですね。

ボリスくん  引用元:https://ilove.cat/ja/12383

ヒグチユウコの作品

引用元:http://www.spoon-tamago.com/

引用元:https://www.pinterest.com/pin/

引用元:https://www.artisticmoods.com/yuko-higuchi/

引用元:https://www.designweek.co.uk/

引用元:http://www.spoon-tamago.com/

ヒグチユウコの展覧会・個展

ヒグチユウコ巡回展「CIRCUS」

ヒグチさんのこれまでの20年の集大成的な巡回個展。

会期:2020年12月24日(木)〜2021年2月7日(日)

会場: 福岡市美術館 

〒810-0051 福岡市中央区大濠公園1-6
TEL: 092-714-6051(代表)

展覧会のために作られたオリジナルグッズもあります。

詳細はヒグチユウコCIRCUSのサイトを御覧ください。

ヒグチユウコの絵本

せかいいちのねこ

「なんてやさしいねこたちなんだろう。ぼくもあんなやさしいねこになりたい」…。猫になりたいと願うぬいぐるみのニャンコと、旅先で出会う本物の猫たちとの心あたたまる絵物語。猫たちの優しさにふれて成長していくニャンコ。「せかいいちのねこ」とは…。ほんとうの幸せとは…。個性豊かな猫たちの姿も愛らしい絵本。出典:アマゾン

ギュスターヴくん

「きみは ネコなの? ヘビなの? タコなの?」
いたずら好きのギュスターヴくんがつむぎ出す、摩訶不思議な世界!
ワニ、ウサギ、鳥…。幻想的でかわいい動物たちが次々に現れて、見ごたえたっぷり。
ぬいぐるみ作家、今井昌代との共同制作も必見! 自由さ満点、大人も子どもも楽しめる1冊です。出典:アマゾン

ヒグチさんの絵本はイラストだけではなく、ストーリーにも定評があり、子供から大人まで楽しめる絵本になっています。

オリジナルブランドショップ GUSTAVE higuchiyuko

maison GUSTAVE

引用元:https://note.com/madume_chihiro/

ヒグチユウコさんのオリジナルブランド「ギュスターヴ ヒグチユウコ(GUSTAVE higuchiyuko)」が、初のショップ「maison GUSTAVE」を東京・青山に2018年オープンしましたが、諸事情により2ヶ月足らずで閉店。

しかし、グッズ、作品、絵本などは通販で購入できます。

http://www.higuchiyuko.tokyo/shopbrand/all_items/

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ヒグチユウコの作品の所感

ヒグチさんの作品は、ビアトリクス・ポターの可愛らしさ、ヒグチさんが好きだといわれるピーター・ブリューゲルの精密さ、そしてエドワード・ゴーリーの不気味さを兼ね備えています。

卓越した画力と想像力がモチーフに命を吹き込み、振り向けば、あたかも実在しているかのような印象を受けます。

 商業的な作品はかなり「かわいい」文化を入れ込んでしまい、個人的には物足りない気もしますが、一般的には馴染めるもので、そこが人気の秘訣でもあるのでしょう。

まだまだ描き足らないとおっしゃっているヒグチさんが、今後、もっと深い、心地よい違和感のある作品を見せてくれるのかが、楽しみです。

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