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志茂田景樹の若い頃と現在は?自宅で絵本の読み聞かせ!

直木賞作家の志茂田景樹さん。

とにかく奇抜なスタイルで作家とは思えない外見ですね。この「カゲキファッション」を何十年も貫き通しているのも素晴らしいのではないでしょうか。

志茂田景樹さんのプロフィール、経歴、学歴、賞歴を調べてみました。

若い頃と現在の活動をエピソードを交えて見ていきましょう。

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志茂田景樹のプロフィール 学歴・賞歴

引用元:https://woman-type.jp

本名:下田忠男(しもだ ただお)

生年月日:1940年3月25日 2019年現在 79歳

出身地:静岡県伊東市

学歴:中央大学法学部 卒

職業:作家、タレント、株式会社志茂田景樹事務所代表取締役

主な賞歴

志茂田景樹さんの作品は、歴史、ミステリー、ドキュメント、恋愛、絵本と実に幅広い分野を網羅して、人生の経験と知識の深さを物語っています。

一躍脚光を浴び、メディアに頻繁に取り上げられるようになったのは、『黄色い牙』で直木賞を受賞してからです。

引用元:https://www.amazon.co.jp/dp

秋田の山中で狩猟によって生活しているマタギの社会を書かいた動物小説です。行き過ぎた自然開発、環境汚染に警鐘を鳴らしていて、環境保護についても考えさせられる一冊です。

この本を読んでみると、あの奇妙なファッションをしている癒やし系作家と一致させるのは難しく、志茂田さんの多才に驚かされます。

志茂田景樹の若い頃・作家デビューまで

父親は国鉄職員で、姉が二人いる4人家族。子供の頃からファッションには興味があり、メイクをしたり女物の服を着ることもあったとか。

東京都立国立高等学校では、ラグビー、野球などのスポーツ部にも参加して特に好きだったのが映画。この映画好きのため一浪してしまいます。中央大学法学部政治学科に入学してからは、俳優になることを目指して、国際演技学校に通っていました。エキストラで映画に出演したり、高身長を活かしてモデルの仕事もしていましたが、大学は2年留年してしまいました。

卒業後は弁護士事務所に就職。その後はセールス、探偵、保険調査員、塾講師、週刊誌記者、犬のブローカーなど、20種以上の職を転々としていました。理由は、人に頭を下げるのが嫌いだからで、数日で辞めた職業もあります。その中で長続きしたのが、保険調査員で、地方出張の移動時間を利用して読書をしているうちに作家を志すようになります。29歳のときに、虫垂炎と腹膜炎で長期入院したことをきっかけに短編の執筆を開始しました。それからいろいろな新人賞に作品を応募し続けますが、落選してばかりでした。

志茂田景樹の若い頃・30代後半〜50代

1976年、36歳のとき、ユーモア小説『やっとこ探偵』で、小説現代新人賞を受賞し、プロデビューをします。その4年後に『黄色い牙』で直木賞を受賞。

エロティックな官能を絡めた大人のユーモア推理小説をはじめ、歴史小説、伝奇小説、人物評伝など、ジャンルを問わない多様多彩な作品と執筆スピードの速さもあいまって、読書の支持を集めます。小説は音声を録音したものを書き起こすスタイルですが、事務所内は女性が多いので、エロチックなシーンはトイレで、こっそり録音するとか。一度締切に追われて、新幹線のトイレで大声で官能的な吹込みをやってしまった経験もあるそうです。

奇抜なファッションはメディア出演だけでなく、普段から身につけていて、山本寛斎のファッションショーでモデルをしたり、タレント、コメンテーターなど、作家だけではなく、実に幅広い活動をしています。

志茂田景樹の50代〜60代

1990年にファッションブランド「KIBA」を設立し、自らデザインし、モデルも務めました。

現在、オープンしていれば売れているかも知れませんね。この他に、荒木経惟さん撮影のヌード写真集もだしています。

また沢田研二さんの「勝手にしやがれ」をカヴァーしており、『音痴貴族 花の歌謡大行進』というレコードに収録されています。志茂田さんは自分では音痴だと思っていないようで、「僕の声は甘くしっとりしている」と語っていました。

こちらは最近の歌っている動画ですが、歌唱力は上達しておらず、やはりお笑い系になっています。

しかし、何にでも精力的にチャレンジするのは素晴らしいことで、若いときからバイタリティのある人だとわかります。出版した本は500冊以上あり、これも経験値や知識の高さの賜物ではないでしょうか。

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志茂田景樹の現在の活動

1999年から作家活動、タレント活動を控え、「よい子に読み聞かせ隊」を結成し、子供に読み聞かせをするため、全国を巡っています。

また、不登校の子どもたちの支援や心療内科を考える会など、社会的活動にも力をいれています。Twitterでは、人生相談で、心温まる回答で多くの人が癒やされ、フォロワー数が40万人以上。

2014年には事務所に泥棒が入り、現金を盗まれたのですが、その金額がたった6,000円だったことも、話題になりました。

2018年から、関節リウマチを患い、翌年、転倒し腰を圧迫骨折しているため、車椅子を使っています。そのため、「読み聞かせ」も東京都武蔵野市にある自宅で開催することもあります。

志茂田さんの舌っ足らずな話し方は、児童書の朗読にはぴったりで、暖かい気持ちになりますね。2019年後半の講演予定はまだ未定ですが、是非一度は拝聴してみたいものです。

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