プレバトで毒舌俳人として活躍中の夏井いつきさん。
辛辣な言葉を投げかけるだけあって、自身の人生も波乱に満ちているようです。
本記事では夏井いつきさんのプロフィール、経歴、学歴を含め、若い頃や結婚した病気の夫や子供、両親、兄弟姉妹を見ていきます。
夏井いつきのプロフィール 経歴・学歴
本名:加根伊月 (かね いつき)
生年月日:1957年5月13日 2019年現在 62歳
出身地:愛媛県南宇和郡内海村
学歴:京都女子大学文学部国文科 卒
大学を卒業後、国語の教師として中学校で教鞭をとっていましたが、31歳のとき教職を辞め、俳人に転身しました。
自宅のある松山を拠点に俳句集団を創り活動し、2013年からはプレバトに俳句部門の査定を担当しています。
受賞歴
- 1994年 第8回俳壇賞受賞
- 2000年 第5回中新田俳句大賞受賞
- 2005年 NHK四国ふれあい文化賞受賞
- 2018年 第44回放送文化基金賞
夏井いつきの若い頃は?
夏井さんは学生時代はバレーボールの選手で、原田知世似だったそうです。
教師時代から、俳句に真剣に取り組み、黒田杏子氏に師事。
黒田杏子 (くろだ ももこ)俳人
1938年東京本郷の生まれ。博報堂に入社し、テレビ、ラジオ局プランナー、雑誌『広告』編集長などを務めた。1990年俳誌「藍生」(あおい)を創刊、主宰。代表句に「白葱のひかりの棒をいま刻む」「一の橋二の橋ほたるふぶきけり」などがある。「季語の現場人」と自ら名付けた姿勢を作句の基本とし、季語を生かす句風を特徴としている。
小中学生を対象とした「句会ライブ」という俳句教室も開催し、若者への俳句普及にも務めていました。
30歳の時に体調を崩した姑の面倒を見るために、学校を退職し俳人としての活動に入ったのですが、40歳の時実母が脳腫瘍になり、二人の介護をすることになり、とても苦労したそうです。
夏井いつきの結婚した夫は病気?
夏井さんは2度結婚しています。
初めの結婚は25歳のときで、相手は、同じ教師仲間の男性。
「夏井」という姓は、この最初の結婚のときの名をそのまま使っています。
しかし、前述したとおり姑と実母の介護で家族全体が疲弊してしまい、実母はアパート借りて住まわせ、自宅とアパートの往復を1日に数え切れないほどしました。
俳句の仕事でも生活していけるだけの経済力はなかったのですが、限界を超えてしまい、43歳のとき、離婚をしました。
二度目の結婚は46歳のときで、博報堂勤務の7歳年上の加根光夫さんです。
光夫さんは2回離婚を経験していますが、趣味で俳句をしているので、仕事の関係で知り合ってからすぐに意気投合したとか。
光夫さんのほうが夏井さんに熱愛してしまい、大阪から松山まで足繁く句会に通いつめ、プロポーズしました。
現在は会社を退職して、夏井さんのマネージャーをしています。
しかし、光夫さんは2015年に肺がんを宣告され、夏井さんもかなりつらいようで、「朝の蝉明るし検温の時間」という句を詠んでいます。
しかし、手術は無事に終わり、順調に回復しているようです。
夏井いつきの子供
夏井さんは初めの結婚で二人の子供をもうけています。
長女 ふみ
夏井さんが26歳のときに生まれました。
家庭崩壊で初めの夫と離婚問題が出ていた頃、不登校になってしまいましたが、今では結婚してお子さんもいます。(夏井さんには4人の孫がいます)
長男 家藤正人 俳人
夏井さんが27歳の時の子で、現在は俳人として活躍しています。
#国民文化祭 #全国障害者芸術文化祭 開催記念 #NHK #Eテレ「 #俳句王国がゆく 」公開収録の出演者、俳人の #家藤正人 さんから応援メッセージをいただきました。#詩フェスティバル では「良寛・花火」の俳句、短歌、現代詩を募集中!(6月30日迄)https://t.co/1Lf0Z2fOXn#文化ふっとつ新潟 pic.twitter.com/JLZ2NZZxjm
— 第34回国民文化祭、第19回全国障害者芸術・文化祭新潟県実行委員会 (@niigat_futtotsu) May 27, 2019
1986年生まれで、愛媛大学を卒業後俳句の道に進みました。
夏井さんの経営する会社で働き、イベントでは夏井さんとコラボも多いようです。
夏井いつきの両親、兄弟姉妹、祖父母
祖父
実家の家藤家では、明治時代から特定郵便局を開設していました。
夏井さんの幼少期まで局長を務めていて、地元の名士であったため、近隣の家庭で子どもが生まれるたびに、子どもへの命名を託されていたそうです。
夏井さん自身も、本名の「伊月」を、祖父から付けられました。
しかしこの「伊月」という名は、祖父が囲っていた芸者の名前だったのです。
昔の地元の名士って現代の倫理観に欠けている人が多いですが、夏井さんの祖父もそのうちの一人だったようです。
父親
夏井さんは長女として生まれ、父親は物静かな人でした。
カメラやギターが好きでエンジニアになりたかったそうですが、家業の郵便局を就いだそうです。
仕事が終わるとよく子供たちを連れて釣りにでかけたという家庭を大事にする人でした。
兄弟姉妹
夏井さんには、妹 千津さんが一人いて実家で一緒に育ちました。
フリーライターで二児の母親です。
2010年、アメリカ人のチェリストのナサニエル・ローゼンさんと結婚して海外の公演旅行に同行しています。
2011年から愛媛県松山市に住んでいましたが、現在はに山梨県山中湖村に住居を構えています。
夏井いつきのまとめ
- 夏井いつきは国語教師から俳人になった。
- 結婚歴は2回。現在の夫は加根光夫。肺がんを患ったことがある。
- 祖父は地元の名士だった。
- 妹はチェリスト ナサエル・ローザンの妻。
- 子供は二人で長男も俳人。孫は4人いる。
夏井いつきさんが毒舌であるのは、自分もかなり苦労した人生を送ってきているからなんですね。
現在は仕事もプライベートも充実しているようで、これからの益々の活躍を期待しています。