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伊庭靖子【現代美術】経歴・作品・家族・展覧会について。見ることで味わう触感。

現代美術家の伊庭靖子(いば やすこ)氏。

油絵、版画、陶芸、映像と幅広い分野で色彩、光、物質の関係を追及しています。

伊庭靖子氏のプロフィール、経歴、学歴、賞歴を紹介します。

また家族や展覧会も見ていきましょう。

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伊庭靖子のプロフィール 経歴・学歴・賞歴

引用元:https://spice.eplus.jp/

氏名:伊庭靖子 (いば やすこ)

生年:1967年  

出身地:京都府京都市

学歴:嵯峨美術短期大学版画科 卒

成安造形大学准教授

子供のころから絵を描くことが好きで、祖母とでかけてはスケッチブックに植物を描いたりと絵に親しんでいました。

高校3年生のとき、本格的に絵を学ぼうと考え、美大に進学。

大学で版画を専攻したのは、当時は油絵が重く感じていたからだそうで、版画家の木村秀樹氏に師事しました。

木村秀樹 (きむら ひでき)1948− 版画家

京都市立芸術大学教授。京都市に生まれ、京都市立芸術大学西洋画科修了。「ペンシルシリーズ」が高い評価を受け、東京国際版画ビエンナーレで京都国立近代美術館賞を受賞。その後も次々と国際展で受賞し、大学版画学会会長、京展委員を歴任。

大学卒業後は助手として働きながら創作活動を開始しました。

3年後、版画の制作をしながら、技法に縛られない作品作づくりを求め、まったくの独学で油絵を描き始めました。

1999年、ダイムラークライスラーグループアート・スコープ’99フランス・モンフランカンにて制作滞在し、2001年には、文化庁在外研修員としてニューヨークに一年間滞在していました。

1997年から個展を開催し、グループ展にも多数出店しています。

初期の作品はスーパーリアリズムで実物の拡大化の作品が多かったのですが、近年ではソファーやクッションなどの寝具の質感を感じさせる作品を多く見ることができます。

現在は京都を拠点として活動しています。

受賞歴

伊庭靖子の家族 

伊庭靖子氏は父も祖父も油絵画家であり、兄は東京芸術大学の助手で、美術に常に触れている家庭に育ちました。

祖父の代から「伊庭研」という美大や芸大に入学したい学生のための研究所を開いています。

父親は洋画家の伊庭新太郎氏。

1936年京都に生まれ、京都私立美術大学西洋学科を卒業し、シェル美術賞や内閣総理大臣賞、京都府文化賞功労賞などを受賞。

現在、二科展絵画部常任理事、京都嵯峨芸術大学名誉教授。

伊庭靖子の作品

引用元:https://www.artsy.net/artis

引用元:https://www.tobikan.jp/en/exhibition/

http://www.misashin.com/artists/iba-yasuko/ http://www.basegallery.com/en/artists/Yasuko_Iba.html http://www2u.biglobe.ne.jp/~iba/yibahp/

 

伊庭靖子の展覧会・個展

2021年10月に「伊庭靖子展」が「ギャラリーあしやシューレ」で開催されました。

 

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見ることで味合う触感

伊庭靖子氏の作品を購入するのは個人が多いようで、作品を見ているとそれがわかるような気がします。

一瞥すると、写真か絵画かわからないような不思議さがあり、近寄ってみるとスーパーリアリズムのような緻密さはないのに、現実的な存在感があります。そして、まるでそのモチーフに触れているような感覚を呼び起こさせます。絵の中に入り込み、ほかの何かが見える気持ちになり、脳を心地よく刺激させ異次元に誘ってくれるようでもあります。

そんな絵を独り占めし、自分の居間や寝室に飾り、視覚と触覚を両方味わえる魅力に取りつかれていたいと思ってしまいます。

参考:

https://www.tobikan.jp/en/exhibition/2019_yasukoiba.html https://www.artsy.net/artist/yasuko-iba
https://www.fashion-press.net/news/49111/3

https://www.shigabunka.net/archives/2651

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