2020年東京五輪のアートポスターを手掛けることになった、フランスのイラストレーター フィリップ・ワイズベッカー(Phikippe Weisbecker)。
彼の名前には馴染みがないかもしれませんが、 日本のかわいい文化を取り入れた作品は、店頭や街の広告で見かけているのです。
本記事ではフィリップ・ワイズベッカーの作品、プロフィール、経歴、学歴、賞歴、展覧会を紹介します。
フィリップ・ワイズベッカーのプロフィール 経歴・学歴・賞歴
生年:1942年
学歴:国立装飾美術学校 卒
パリでインテリアデザインを学び、26歳の時ニューヨークに移ります。
30歳でイラストレーターとして独立し、2006年には再びパリに戻り、現在はパリとバルセロナを拠点として活動しています。
日本には、2002年に、フランス政府によるアーティスト・イン・レジデンスの招聘作家として、京都に4ヶ月間端材していたことがあります。
作品は、資生堂、虎屋、パナソニックを含む多くの企業の広告に選ばれています。
JAGDA、NYADC、東京ADCなど、国内外で受賞。
受賞歴
- 2004年 東京アートディレクターズクラブ賞
- 2007年 ニューヨークアートディレクター賞
- 2008年 読売広告大賞
- 2012年 日本グラフィックデザイン賞
- 2013年 東京アートディレクターズクラブ賞
フィリップ・ワイズベッカーの作品
引用元:https://www.claska.com/
引用元:https://twitter.com/
引用元:http://theinspirationroom.com/
引用元:http://kvadratinterwoven.com/
フィリップ・ワイズベッカー 2020年の展覧会・個展
2020年の個展の予定はまだ未定ですが、2018年5月に東京都目黒区の「CLASKA GALLERY」で「フィリップ・ワイズベッカー展」が開催されました。
ワイズベッカーの作品は、授業中、暇を持て余して描いたノートの落書きのようにも見えましが、モチーフの形の良さに魅了されます。また淡い色彩もヨーロッパ人や日本人に好まれるところでしょう。物の本質を捉えながら、彼の物に対する愛情を感じ、優雅なセンスには脱帽します。