2018年7月に、世界国内最高年齢になった田中力子(たなか かね)さん。
今年117歳というご高齢ですが、お元気でしっかりしていますよね。
私達は、長生きはしたいけど、動けなくなったりボケてしまったりするのは、怖いのが本音ではないでしょうか?
健康で長寿になるにはどうしたらいいのでしょう?
田中力さんの元気で居る秘訣は、お菓子とゲームだそうですよ。
今回は田中力さんの経歴、学歴、家族や健康長寿の秘訣を見ていきましょう。
田中力のプロフィール 経歴・学歴
生年月日:1903年1月2日
出身地:福島県福島市
子供:二人
1903年(明治36年)生まれですから、日本の歴史を全て知っているような生き証人なんですね。
2018年7月に当時117歳だった都千代さんが亡くなって、田中力さんが世界最高齢となりました。
田中力さんは、1903年(明治36年)、9人兄弟の三女として誕生しました。
結婚して2人の子を授かったが、夫や息子が第二次世界大戦で出征したため、女手一人で家業の餅米屋を経営したのです。
戦後も経営を続けましたが、63歳の時に隠居。
その間、いとことハワイ旅行に出かけたり、子供や孫の元へ出かけたりしたという。
また、1970年代にカリフォルニア州やコロラド州に旅行に出かけたこともあります。
2005年頃から福岡市東区の有料老人ホーム「グッドタイムホーム1・海の中道」に入居しています。
103歳の時に大腸癌の手術を経験したことがあります。
その時もちゃんと飛行機に乗って上京し、手術を受けたのです。飛行機の座席って狭いし動けないからお年寄りには通常不向きな乗り物なのに、乗れるということは、体がしっかりしている証拠ですよね。
そしてその後、それ以外に大きな病気に罹ったことはないそうです。
同じホームで、具合の悪い人を見ると「頑張りんしゃいね」と声をかけて励ますそうで、ホームでは、お母サン的存在として、みんなに慕われています。
ちゃんと立ち上がって挨拶できるし、オシャレだし、私達も長生きしたらこのぐらいしっかりして生きていたいものです。
長寿でボケない秘訣はお菓子とゲーム?!
お菓子を食べる!
田中力さんは、食べ物の好き嫌いはなく、1日3食の食事をほぼ完食します。
また甘いものが好物で、缶コーヒーや栄養ドリンク、炭酸飲料などを毎日3本は飲んでいると聞きました。
そして出されたオヤツはも、全部食べるそうです。特にお饅頭やチョコレートは大好物!
コーヒー、炭酸飲料、お菓子って健康に悪いとかダイエットの妨げになるって聞いてますよね。でも甘いものや好きなものを食べるのは精神的には落ち着くし、逆に元気の素になってるわけです。
筆者も甘いものは無理して辞めないようにしようと、考えが変わりました(笑)。
ゲームをする!
田中力さんはオセロゲームを毎日しています。
午前8時の朝食の後、施設の職員らと勝負するのが日課とのこと。
勝つまで何局も続けることもあり、負けると機嫌が悪くなるそうです。
負けず嫌いなんですね。
オセロは、頭脳ゲームですから、頭の回転を早くすると言われています。ほとんどのボードゲームは頭の働きを良くする効果があり、認知症予防に使用されていますね。実はPCゲームもそうなんです。PCゲームは記憶力を強化し、瞬時の判断力を養います。ゲームって頭脳にいいんですね〜。
田中力さんは、ゲームの他にも計算問題をしたり習字をしたりしています。
毎日やることが沢山あって、忙しそうですね。
まとめ
田中力さんは、「何歳まで生きたいですか?」の質問には「死ぬ気がせんです!」と元気満々の返事をしています。
毎日ゲームをする他にも、施設内を手押し車で毎日散歩されているといいます。
つまり、まだ「元気に歩ける」ということで、素晴らしいことですね。私達は死ぬまで、自分の足で歩き、自分で口から食べ物を摂取したいと願ってます。
好きなお菓子を食べ、好きなゲームをして自分のやりたいことをして楽しく生きるのが、長寿で健康の秘訣かもしれません。
明治、大正、昭和、平成、令和を生きている希少な女性として、これからもお元気で暮らしてほしいと思っています。