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寺島進 主演 昭和の匂いがする映画『流しや鉄平』が面白い!

寺島 進(てらじますすむ)さんは、1963年生まれの東京都出身の俳優です。故松田優作さんの初監督作「ア・ホーマンス」(1986年)で映画デビューをしました。北野武監督の「BROTHER」(2001年)などで毎日映画コンクール男優助演賞受賞しています。

映画、ドラマでは、脇役が多いのですが、寺島さんの主演映画「流しや鉄平」をご紹介します。

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制作 監督

<榊英雄>

2015年製作。監督 榊英雄。 東映Vシネマ。

監督の榊英雄氏は映画監督でもあり、俳優です。1995年、「この窓は君のもの」の主演で俳優デビューしました。1998年に自主映画「“R”unch Time」を監督し、2007年に「GROW 愚郎」で商業映画を初監督しました。2009年「誘拐ラプソディー」で第20回日本映画批評家大賞の新人監督賞を受賞。その後、過激な内容の丸野裕行氏の小説「木屋町DARUMA」の実写映画を制作しました。

東映Vシネマは東映が1989年より制作・発売を開始した劇場公開を前提としないレンタルビデオ専用の映画のことです。当初は邦画不況時代だったので、ハードボイルドタッチの作品が多く制作されました。哀川翔主演の『ネオチンピラ・鉄砲玉ぴゅ~』シリーズのヒットにより、次第に東映のお家芸である極道物が主流になってきました。

あらすじ

ギターの流しをする男、御法川鉄平(寺島進)の歌に惹かれ店に飛び込んできた娘 椎名朱美(夏菜)は、歌手の夢を諦めたくないと鉄平に語ります。
朱美は鉄平の励ましで再び音楽の道を目指していきますが、朱美が働くショーパブは、大ヒット音楽プロデューサー・金杉安雄(名高達男)の店で、裏の顔をもっているので、鉄平は不安でした。
朱美は過去にユニットを組んでいた景浦光太(高岡奏輔)に出会い、二人で曲を作り始めます。
しかしその曲が金杉に見つかってしまい、曲も歌詞も奪われてしまいます。そして、どうしてもあきらめることができない朱美は、泣きながら鉄平の元を訪れ、鉄平は正義と愛のために立ち上がります。

ちょっと見

「流しや鉄平」の予告編です。

この映画で歌手デビュー

この映画で寺島さんは、タイトル「ROAD MOVIE」で歌手デビューすることになりました。

作詩・曲は奥様のシンガーソングライター榊いずみが担当しました。

寺島さんはこの映画でギターを30年ぶりに弾いたそうで、「まさかこの曲がレコード会社の方の耳に止まるとは思わなかった」と言っています。映画の内容に合った素敵な曲で、寺島さん自身も一押しです。

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まとめ

『流し屋 鉄平』は、「寅さんシリーズ」や「トラック野郎」の映画をあえて意識した、義理と人情を大事にする昭和の人気映画のようです。今では滅多にいない、流しのギタリストが各地居酒屋やスナック巡って、そこで出会ったマドンナに恋をしながら、笑いあり涙あり、アクションありの痛快娯楽映画は、見ているとなんだか落ち着きます。

寺島さんはこの映画を楽しく作っていきたかったので、監督に「撮影中に怒鳴ったら、辞めるからね」と約束していたそうです。見てくれる人達をニコニコさせたくて出演したのだそうですが、寺島さんの思いは観客に伝わっているようです。

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