2016年に、ニュージーランドでは新国旗の提案がなされました。ニュージーランドの国旗は、オーストラリアの国旗に非常によく似ています。両旗ともイギリスのユニオンジャックが左上に描かれ、南十字星を表す4つの星が右側にデザインされているとい構図です。違いはオーストラリアの星は白で、ニュージーランドの星が赤ということと、星の数が違う程度のものです。

ニュージーランドでは、新国旗を公募し、約1万点の応募がありました。その中の面白おかしい応募作品を紹介します。
Fire the Lazar!
レーザービームがニュージーランドがパワフルであることを示しています。
ニュージーランド原産のシルバーファーンはあしらってあるけど、国鳥のキーウイが、目からレーザービームを発射!デザインとしては素敵だけど、このバイオレンスな国旗を採用するには、国として度胸がいりますね。
Potato Man

ニュージーランドのフィッシュ アンド チップスを表しているそうです。
この応募者は、アメリカが大好きな人ですかね?アメリカの「ポテトマン」より可愛くて親しみやすいですね。
Te Pepe
キーウイと国旗を合体させることで、先祖を尊ぶことを意味してるそうです。
どうしてキーウイが、緑色の頭なのかわかりませんが、怪獣みたいで怖いですね。
The Fons
ニュージーランドに来るのは迷惑という意味らしいです。
これは強面のキーウイですね。ニュージーランドに遊びに行ったら、思いっきり嘴でつつかれそうです。
Land of the Long White Sheepcloud
長いヒツジの胴体がニュージーランドを表し、これからも国が発展していくことと、次世代の希望を意味するそうです。
ヒツジの胴体だけっていうのも、顔の部分を想像してしまうので、ミステリアスな雰囲気を醸し出して、いいのかもしれません、、、、。
NZ Magic
子供たちも分かるシンプルなデザイン。
確かに非常にどこの国かは、分かりやすいですね。実に合理的です。世界中の国旗がこれなら、すぐにどこの国かわかりますね。
Sheep and Hokey Pokey
ニュージーランドを代表するのは、ヒツジとホーキイ ポーキー アイスクリームです。キーウイじゃありません。
国鳥のキーウイを入れず、あえてアイスクリームを入れたところは斬新ですね。赤と青を入れて政治的にも平等をはかっているそうです。
最終選考まで残ったデザイン
シルバーファーンと南十字星をあしらったこのデザインが最終的に、現国旗と争ったのですが、国民投票で43%に逗まり、変更にはなりませんでした。しかし、かなり良いデザインですよね。
ニュージーランドのキー首相は、「イギリスの植民地は過去のことで、今の文化や社会を反映していない」と主張して、国旗変更を国民に訴えていましたが、ニュージーランドの人達は、昔からの国旗に愛着を持っていたようですね。