日本を代表する演歌歌手 坂本冬美(さかもと ふゆみ、1967年3月30日 – )さん。
芸能生活は30年以上の大ベテランで、デビュー曲『あばれ太鼓』は今でもみんなに愛され歌われ続けています。
ここでは、坂本冬美さんの現在の活動や、家族を見ていきましょう。冬美さんを育ててくれた両親、兄弟姉妹はどんな人たちなのでしょうか。また今でも独身を貫いていますが、なにか理由があるのでしょうか?
坂本冬美の両親 父親・母親・子供時代
坂本冬美さんは、1967年6月30日、父・正夫さんと母・優子さんの間に、和歌山県西牟婁郡上富田町で生まれます。
坂本冬美は本名で、3月に生まれたのに「冬美」という名前をつけたのは、肌が雪のように白かった事からだそうです。今でもそのお肌は健在で、お綺麗ですよね。
父親は出稼ぎ、漁師、猟師、土木作業員などの職を転々としていたので、あまり家にいなかったそうです。母親は躾に厳しく、悪い事をするとお仕置きとして万歳の姿勢でガラスの灰皿を持たされて立たされたこともあったとか。
冬美さんの子供時代はおてんばで、男の子と一緒にビー玉、缶蹴り、ピストル遊び、裏山に基地作りなどをして遊んでいました。
小学校の時から石川さゆりさんが好きで、演歌歌手になる夢を持ったそうです。
中学・高校も活発で、だれにでもはっきり物を言う性格が、クラスで問題になったり、ソフトボール部のキャプテンも務めました。
父の事故と芸能活動休業
冬美さんの父親は1997年、交通事故で亡くなっています。
父親とは大変仲が良かったので、突然の死はかなりショックでした。歌への情熱が薄れてしまいました。その上、虫垂炎で入院したり、持病の膵臓炎の悪化など体調も崩れていきます。今まで、忙しいスケジュールを頑張ってこなしてきましたが、肉親が亡くなってしまうと精神的に、耐えられなくなって健康も不調になってしまったのですね。
それで、歌手活動15周年を迎えた2002年3月に、歌手業を含めた一切の芸能活動を休止します。
実家で、療養生活をしていると、母親が、二葉百合子さんが、テレビに出ているのを教えてくれます。
芸能生活65周年の二葉百合子さんのリサイタルの模様を見て、力強い歌声に心が震えたそうです。65年間歌い続けている二葉百合子さんに比べて、たった15年で歌をあきらめてしまった自分の不甲斐なさを感じ、もう一度チャレンジする勇気が湧いてきたのです。
2002年から二葉さんのレッスンを受け、2003年4月に芸能活動を見事に再開させています。
坂本冬美の兄弟姉妹
冬美さんには、姉と弟がいます。
2歳年下の誠次さんは、2009年賭博開帳図利の疑いで和歌山県警に逮捕されています。
どうやら、プロ野球公式戦の勝敗を1口1万円で客に予想させた疑いで、暴力団組員とともに逮捕されたとい醜聞がありました。
冬美さんは、事件当日、「情けなく恥ずかしい気持ちでいっぱい。二度と過ちを犯さないよう、家族全員で厳しく指導して参ります」とコメントしていました。
坂本冬美はなぜ結婚しないのか
冬美さんは50歳を過ぎても独身ですが、彼氏はいる(いた?)ようです。
10年以上付き合った男性がいて、結婚を考えたこともあるそうです。しかし、法的手続きをとると、面倒くさいことが増えるのでいやだと、テレビの歌番組で話していました。
結婚してもしなくても大差ないとのことですから、同居していたのかもしれませんね。でも孤独死は怖いともいっていますから、結婚しないのなら、家族や友人と一緒に住むのがいいのでしょうね。
坂本冬美の現在の活動
冬美さんはオフィシャルサイトでちょくちょく近況を語って、You Tubeも発信しています。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=mww8HueLrIw
最新では、6月17日に「俺でいいのか」追撃盤の発売が決定。
ギターのみで坂本冬美さんがが歌ったギター伴奏バージョンと、作曲・徳久広司さんが歌唱した男性キーバージョンも収録されています。
坂本冬美2020コンサート
9月から名古屋、福岡、熊本、東京と毎月のようにコンサートが予定されています。詳細は 坂本冬美オフィシャルサイト で御覧ください。
