女優歴60年以上の冨士眞奈美(ふじ まなみ・1938年生まれ)さん。
1956年にNHKドラマ「この瞳」で女優デビューし、NHK専属女優の第1号になりました。また、馬渕晴子さん、小林千登勢さんと共に、NHK3人娘と呼ばれ大人気でした。コメディからホラーまで、幅広い役柄を演じる女優として、多数のドラマ・映画に出演。
ここでは、冨士眞奈美さんの家族について見ていきましょう。
両親、兄弟姉妹、結婚した夫や、娘の岩崎リズとのエピソードなどを紹介します。
冨士眞奈美の両親・兄弟姉妹
冨士眞奈美さんは1938年、静岡県の三島で生まれます。
6人兄弟の三女で、姉が二人、弟と妹がいます。
右から眞奈美さん、父、姉 引用元:https://www.wendy-net.com/nw/person/276.html
父親 三好さんは修善寺の大地主の息子で、新聞記者でした。両親はお見合い結婚。母親は、父がいい男でインテリな上に、酒もタバコもやらないという触れ込みで結婚を決めたそうですが、実は大酒飲みだったので、おどろいたとか。
父親が労働運動の指導者として活動していたこともあり、両親でデモの参加したり、選挙の応援運動に熱心でした。それで家の中は様々な本があり、眞奈美さんは読書好きになったそうです。両親は眞奈美さんが女優になるのを反対していました。
父親は早く他界したので、眞奈美さんが、幼い妹や弟の生活を面倒を見ました。弟の岩崎光人さんは大企業を脱サラして、麻布十番で焼鳥屋「ひかり鶏」というお店を経営していましたが、2018年に亡くなっています。
冨士眞奈美の結婚した夫 林秀彦
引用元:http://alwaysnewstrend.com/3855.html
冨士眞奈美さんは1974年 36歳のときに脚本家の林 秀彦(はやし ひでひこ、1934年9月26日 – 2010年11月19日)と結婚しています。
林さんにとっては再婚で、元妻との間に作曲家の林魏堂さんがいます。
人気ドラマ「ただいま11人」「7人の刑事」「鳩子の海」などを書いたシナリオライターです。林さんの祖母の林はなさんは、NHKの朝の連続ドラマ「おはなはん」のモデルです。
和製アラン・ドロンと言われるほどダンディな方でした。真奈美さんは結婚を期に一時引退。
お二人の共著『夫婦げんかのすすめ』を上梓するも翌年 1984年には離婚。離婚後、真奈美さんは芸能活動を再開させ、女優、エッセイスト、俳人、タレントと多才ぶりを発揮しています。
林さんは1988年から2005年までオーストラリアに移住、帰国後は大分県で暮らしていました。
富士眞由美の子供 岩崎リズ
引用元:https://music-book.jp/video/news/news/265981
林秀彦さんとの間に、1976年に岩崎リズ(本名 岩崎里鶴)が生まれます。
リズさんはハーフに見えますが、真奈美さんの顔立ちににているため、日本人的な容姿はしていないようです。
裕福に育ったので、真奈美さんが学校のお弁当にステーキを入れたために学校でいじめられたこともあったとか。
インディーズバンドで活動し、テレビドラマの企画に関わり、脚本家になりました。2009年には小説を発表。
引用元:アマゾン
最近では、真奈美さんとテレビで母娘出演もされています。リズさんから見れば、真奈美さんは、片付けられないとか、スポーツ中継は大音量でオンタイムにみて迷惑しているとか、なかなか厳しい娘さんのようです。
富士眞由美さんは、2019年以降は、加齢のために意図的に活動を減らしているといるそうです。最近では、2019年5月公開の映画『ばあばは、だいじょうぶ』に認知症を患った祖母役で出演し、久々のスクリーン復帰し話題になっていました。
