グリーンアドバイザー園芸研究家の金子明人(かねこあきひと)さん。
日本の風土気候にあったガーデニングをわかりやすく指導し、クレマチスの第一人者として、メディアで活躍中です。
ここでは、金子明人さんのプロフィール、経歴、学歴、活動や勤務先の店、著者などを紹介します。金子さんがクレマチスに魅了されたきっかけや、一番育てやすいクレマチスも見ていきましょう。
金子明人のプロフィール 経歴・学歴
生年:1962年
出身地:千葉県船橋市
学歴:東京農業大学卒業
日本クレマチス協会理事、国際クレマチス協会会員、英国クレマチス協会会員
金子さんが園芸に興味を持ったのは5歳の頃からで、東京農業大学農学部卒業後は、猪野泰三 、 小澤一薫両氏に師事しクレマチスへの造詣を深めます。
生花店、園芸店に勤務し、現在はガーデンセンターに勤務中。
金子明人の勤務先の店
(株)プロトリーフガーデンアイランド玉川店
金子明人の著書
クレマチス (NHK趣味の園芸12か月栽培ナビ(4))
ガーデニングに欠かせない植物・クレマチス。多数の系統があるが、本書では開花習性に着目して、「切るクレマチス」と「切らないクレマチス」に大別。一番の悩みどころである剪定方法をわかりやすく解説し、花をたくさん、何度も咲かせることを可能にする。新品種を含めたおすすめ品種も多数紹介。 出典:アマゾン
ビジュアル版 はじめての園芸入門 (今日から使えるシリーズ(実用))
初心者向きで簡単な植物の育て方をていねいに解説。土や肥料について知っておくべきことなど、初心者がつまずきがちな疑問にすべて答えます。植え方や日当たり、水やりのポイントなどを図解で覚えやすく。必要な道具と、あると便利な道具がわかります。失敗なく育てられる植物を選びやすいよう、図鑑で紹介。観葉植物をきれいにキープするコツもわかりやすく掲載。ハーブや寄せ植えなどのバリエーションも。 出典:アマゾン
Clematis Gallery―美しさでひもとくクレマチス図鑑 (ジュエリーブックシリーズ)
金子明人さんが監修。写真の美しさが好評ですが、マニアックなものは載せていません。コンパクトサイズなので持ち歩きには便利だと思います。 出典:アマゾン
金子明人とクレマチスの出会い
金子さんはクレマチスに出会ってから40年近くになりますが、今でもクレマチスが一番好きな花だそうです。
金子さんが20歳のころ、クレマチスは園芸書通りに育たない難しい植物の印象だあったようです。ある日、行きつけの園芸店が大量に篠竹の注文を受けているのを見て、不思議に思い聞いてみると、近くにクレマチスの専門の先生が住んでいて、その方が支柱として使うために買っていくのだと言われました。
その先生が、後に師事する日本のクレマチスの第一人者、猪野泰三さんでした。クレマチスの原種のひとつに、全く違った形態のテキセンシスもあり、衝撃を受けたそうです。
一番育てやすいクレマチスは?
マダム・ジュリア・コレボン
引用元:http://blog.livedoor.jp/skyblueberry/archives/398034.html
金子さんの一番好きなクレマチスでもあり、「やんなっちゃうクレマチス」と呼んでいるそうです。
それは、とにかくよく咲いてくれて、もう咲いて咲いて咲きまくって、見飽きるほど咲いてくれるからだそうです。
たしかに海外では郵便受けの下や庭の壁に咲き乱れている風景をよくみかけます。雪が降るような寒さにも耐え、春が来るとまた芽をだし、大きく成長します。手入れを何もしなくても、毎年大きな花を咲かせてくれるので、人気の高い植物です。ただ、伸び過ぎてしまうのが難点なので、広いスペースを見積もって植えると良いでしょう。