10年間にわたり、天皇陛下と上皇さまの調髪を担当した「御理髪掛(ごりはつがかり)」を務めた大場隆吉さん。
スカルプケアを中心としたサロン「ヘアドレッシング OHBA」を40年近く経営し、薄毛や白髪には頭皮ケアが大事であることを指導しています。
本記事では大場隆吉さんのプロフィール、経歴、学歴を紹介します。
また、サロン「OHBA」の場所や料金、薄毛・白髪予防のシャンプーの仕方やドライヤーのかけ方も見ていきましょう。
大葉隆吉のプロフィール 経歴・学歴
氏名:大場隆吉 (おおば たかきち)
生年:1951年 2019年現在 69歳
出身地:神奈川県
学歴:慶應義塾大学商学部 卒
大学卒業後、「ヘアドレッシングOHBA」の4代目として理美容業職に就きます。
西洋式理髪の草分けとして知られる祖父の大場秀吉さんは、民間人としては初の天皇陛下理髪師です。
父の栄一さんも昭和16年から18年にかけて、昭和天皇の掛を務め、3代にわたり天皇陛下・皇太子殿下の御調髪を担当しています。
大場さんは全身の健康につながる「頭皮のケア」に着目し、「頭皮に触れる」ことから研究しと実践を進めてきました。
国内では数少ないスカルプケア専門店を開き、2005年には日本スカルプケア協会を設立。
現在は「頭皮についての専門家」として、出版、講演活動や雑誌、メディア等でも活躍しています。
シャンプー・ドライヤーの見直しで薄毛、白髪を予防?
大場さんは、シャンプーの仕方やドライヤーのかけ方を変えれば、薄毛、抜け毛、白髪を予防できると提唱しています。
大場さんご自身を拝見してみると、70代に近いのに髪はフサフサで白髪も少ないので、効果はありそうです。
シャンプーの仕方
まずお湯で髪の毛の汚れを落とします。
お湯の温度は39℃前後で、2分間ゆっくりお湯で髪を洗います。この時、お湯が熱すぎると頭皮の皮脂まで落としてしまうので注意してくうださい。
次にシャンプーを両手にとって、手の甲で広げ、髪の生え際から頭頂に向けて滑らせるようにつけていきます。
シャンプーを泡立たせるのは髪の毛の中に手を入れ、渦巻状に動かすとキメの細かい泡がつくれます。
優しいタッチで髪の毛ではなく、頭皮をマッサージしながら洗いましょう。
すすぎは十分にし、目安は髪をシャンプーで洗った時間の倍は、すすいでください。
泡がなくなっても1分はすすいでいることがポイントだそうです。
このシャンプーの仕方は、お湯をたっぷり使うことになりますが、頭皮の健康にはこのぐらい丁寧な洗い方が必要になります。
ドライヤーでの乾かし方
髪を自然乾燥させると、頭皮や髪の毛に水分が残りますから、雑菌が繁殖しやすくなり、かゆみや炎症の原因になるそうです。
ドライヤーは20cm位髪の毛から離し、こまめに動かしながら乾かしていきます。
8割ぐらい乾いたら冷風に切り替え最後まで乾かします。
この冷風を使うと髪の艶が良くなり、感触も柔らかくサラサラヘアーになるようです。
多少時間ががかかりますが、余分にものを購入する必要はないので、この大場式のシャンプー・ドライヤーの仕方を三ヶ月続けてみてはいかがでしょうか。
ヘアドレッシング大場の場所と料金
スカルプケア専門サロン OHBA赤坂店
〒100-0014 東京都千代田区永田町2ー14ー3
東急プラザ赤坂3階
電話 03-3580-6235
営業時間 平日午前10:00~午後7:45迄
日・祭午前10:00~午後7:00迄
4つのコースがあって、料金は各コースで違ってきます。
トータルケアのコースだと、21,000円+消費税。
頭皮チェックとカウンセリングの後に、頭皮ケアメニューや来店するサイクルを提案してくれますので安心だと思います。
ゆったりとリラックスできる個室もあり、大場さんに依頼することもでき、予約が必要です。
OHBA青山店
〒107-0052 東京都港区南青山7-14-7
小寺ビル2階
電話:03-3407-1457
営業時間:午前9:00~午後7:00迄
こちらは、シャンプー、カット、パーマ、ヘッドマッサージのさ〜ビルを受けられます。
メンズカットコースは、カット・シャンプー・シェープ・セットで4,860円から。
女性はシャープなしで、4,640円からです。
興味のある方は「OHBA」のサイトで御覧ください。