立体造形家、雑貨コレクターの森井ユカさん。
ポケモンの立体イラストで有名ですが、今度は可愛くて癒やされる「ネコカップ」を作りました。
森井ユカの経歴、学歴、受賞歴、作品と夫を見ていきましょう。
またネコカップの使い方や価格を紹介します。
森井ユカの経歴、学歴、受賞歴
本名:森井由佳 (もりい ゆか)旧姓 伊藤
生年:1965年
出身地:東京都多摩市
学歴:桑沢デザイン研究所リビングデザイン科
東京造形大学大学院デザイン
立体造形家としては、粘土で作ったキャラクターデザイン、漫画のキャラの立体化、「ねんDo!」の企画をしています。
雑貨コレクターとしては世界30カ国以上を巡り、日用雑貨を収集して、お気に入りの雑貨をカタログ本にまとめて、年に1〜3冊刊行しています。
日本のスーパーマーケットにある食品もコレクションの一部で、移り変わりが早い食品のデザインの記録としても収集してます。
現在は台北と日本都の暮らしを半々にしていて、「有限会社ユカデザイン」も代表取締役です。
賞歴
- 2014 第22回 桑沢賞2013第35回 講談社広告賞 児童誌部門優秀賞
- 2012 第34回 講談社広告賞 児童誌部門優秀賞
- 2008 第30回 講談社広告賞・児童誌部門最優秀賞
- 2006 第28回 講談社広告賞・児童誌部門最優秀賞
- 1996 テレビ東京・TVチャンピオン「粘土細工選手権」優勝
- 1993 TBSテレビ・ワサビーズ「松浦季里賞」
- 1990 第7回ハンズ大賞入選
森井ユカの家族
夫 もりいくすお
森井ユカさんは漫画家でイラストレーターのもりいくすおさんと結婚しています。
本名:森井九寿生 (もりい くすお)
生年月日:1965年11月23日
出身地:東京都港区
学歴:桑沢デザイン研究所
忠臣蔵愛好漫画家で声優の活動もしています。
二人の出会いは「桑沢デザイン研究所」で同級生で同じゼミを取ったことから始まりました。
お互い一人っ子であったことや、今まで誰にもわかってもらうぇないことを理解してもらえて、意気投合したそうです。
初デートは「ピンクフラミンゴ」と「フリークス」の2本立て映画というシュールさでした。
学生時代からユカさんはくすおさんの漫画を手伝ったりしていて、卒業してから1年後に神田明神で仲人も主賓もいない結婚式をあげました。
新婚生活は、浅草の下町情緒あふれる街からスタートしたのですが、テレビガイド連載の仕事を一緒にしていた時、お互いの意見が合わず、破局をむかえそうになったというエピソードもあります。
その後、自宅は入谷へ移り、現在は麻布に住んでいます。
仕事場はお互い別々の場所にもっているので、「和して同ぜす」をモットーに夫婦であっても一人の時間を大事にしているそうです。
森井ユカの作品
<引用元:https://nenohoshi.exblog.jp/>
コネコカップで『大森ふるさとの浜辺公園』を平和にしてきました。最近できた浜辺で、地元で20年のタクシーの運転手さんも知らなかった穴場スポットです。
ゴハン用に1つ、砂雪用に1つ、予備に1つ、一家に3つコネコカップ! プレゼントにも😊https://t.co/E0s8OwA4Pe#konekocup #コネコカップ pic.twitter.com/VqJHw1XhNu— 森井ユカ (@yukayuka) July 3, 2020
森井ユカ 2019年の展覧会
2019年の個展・展覧会の予定はまだありません。
森井ユカさんのTwitterで、イベントのお知らせや作品も載っていますので、そちらで楽しむ事もできます。
ネコカップの価格
アッシュコンセプト社のオリジナルブランド+d(プラスディー)から、ネコのシルエットを生み出すアイテム「ネコカップ」。
3色あり、1個2,916円。
販売開始です‼️ 世界を平和に導く無限ネコ製造機『ネコカップ』をデザインしました。旅行に連れて行っても、オブジェとして飾っても。一家に三匹、アッシュコンセプトより、どうぞよろしくお願いいたします!! 詳しくはこちらです↓https://t.co/euOm4qNPhh pic.twitter.com/7M3SVagh2R
— 森井ユカ (@yukayuka) July 10, 2019
自然素材などの有機物を配合し、石油資源の消費量削減に繋がる素材として注目されているバイオマスプラスチック製。
竹やホタテの貝殻などの有機物を半分以上含んだ材料が使用されていて、砂遊びの他に家庭で料理器具としても使えます。
ネコ好きなら、一つは買ってしまいそうなアイテムです。
ネコカップの芸術性
「無限ネコ製造機」「ネコが世界を癒やします」のコンセプトで売り出されているこの商品のターゲットは、猫好きの子供や主婦でしょう。
子供の砂遊びやチャーハン、ゼリーの型には可愛くて最適な商品だと思います。
しかし、造形作家が造った作品ですから芸術的には見れないでしょうか?
「ネコカップ」を芸術的に使用できるのは、砂丘や砂浜で大量のネコ型をネコカップで作り、風や波によって崩れていく猫型を映すインスタレーションとして用いることができそうです。
また大勢の人が懸命にネコカップで猫型を作っている姿も、面白い映像になりそうです。
でも、芸術性はともかくとして、小さくて可愛いものがとても好きな森井ユカさんならではの作品ですね。