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マナ・オリ【折り紙】の経歴、作品、教室は?オランダ人が折り鶴に込めた平和の願い

オランダ人折り紙アーティスト、マナ・オリ(Manna Ori)氏。

マナ・オリ氏は、自作の折り鶴を小箱にのせ、中に平和を呼びかける手紙を入れて、世界的に影響力のあるニュースキャスター、ラジオパーソナリティー、作家、そしてトランプ米大統領のメラニア夫人にも贈る計画を立てています。

本記事では、折り紙アーティストのマナ・オリ氏の経歴、作品、教室を見ていきましょう。

オランダ人でありながら、折り鶴で世界平和を呼びかけるようになったきっかけは、なんなのでしょうか?

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マナ・オリのプロフィール、経歴

<引用元:MannaOri(@me_yukie)>

氏名:マナ・オリ (本名:Marten Sale Brouwer)

生年:1972年 

出生地:オランダ

居住地:大阪府守口市

マナ氏はオランダのトリワンデンの油田で働いていた時、腰の骨を追って7年間寝たきりでした。

その療養中に友人が折り紙の本を持ってきたことが、折り鶴アートのきっかけとなったそうです。

この辛い時間に折り紙を折ることで、創造性を養い集中できるたため、現在では4,000以上のオリジナルデザインがあるそうです。

母親が反戦運動に熱心だったため、「平和とは何か」を子供の時から考え、折り鶴に平和の意味があると知って、熱心に折り紙に取り組んでいったそうです。

折り鶴に平和の願いを込めてオランダ、南米、フィリピンでも活動をしています。

本も出版していて、折り紙作品を紹介しながら、世界の不思議さと素晴らしさを語っています。

マナ・オリの家族

マナ・オリ氏は、日本人女性と結婚しています。

<引用元:youtube.com>

妻の幸枝さんとは、2007年の広島の原爆資料館で開かれた「平和の折り紙教室」で出会いました。

2016年まで、大阪府守口市でオランダの食材を使ったカフェ「molen(モーレン、オランダ語で『風車』の意味)」を営みながら折り紙教室を開講していました。

マナ・オリの作品

様々な折り紙デザインや、一枚の紙だけで千羽鶴を折って広島市に寄贈したりしています。

<引用元:https:syumi50dai.exblog.jp/>

こちらが長崎原爆資料館に飾られている、幅15cm,長さ150mの一枚で折られた千羽鶴。

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マナ・オリの平和への願い

マナ・オリ氏は、戦争やテロが、この美しい自然を持つ地球を破壊し、人々の心を暗闇に落とす恐怖と、平和がいかに大切であるかを講演のたびに説いています。

実際にイスラエルで空爆を目撃した体験のあるマナ・オリ氏は、平和の重みをひしひしと感じることができ、折り鶴に世界平和の願いを込めて、独自のデザインの作品を作る活動を続けています。

今回のプロジェクトは、一番大きなものになるらしく、このマナ・オリ氏の平和の願いが各国にしっかりと届くことを祈っています。

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