1970年代の大ヒットを飛ばした兄妹デュオ「カーペンターズ」を知らない人はいないでしょう。
兄のリチャード・カーペンター(Richard Carpenter)は妹カレンが亡くなった後も、多くのファンに支えられながら、音楽活動をしています。
本記事では、リチャード・カーペンターの今現在の活動、新曲を紹介します。
また家族、結婚した妻や子供はどんな人なのでしょう。
リチャード・カーペンターのプロフィール、経歴
氏名:リチャード・リン・カーペンター
生年月日:1946年10月15日 2019年現在 72歳
出身地:アメリカ、カルフォルニア州
学歴:カルフォルニア州立大学ロングビーチ校
4歳でアコーディオンを弾き8歳からピアノのレッスンをはじめました。そして12歳でプロのミュージシャンになろうと決意します。
高校の時はマーチングバンドに所属、大学のコーラス部で作詞作曲家となるジョン・べディスと知り合います。大学時代から「愛にさよなら」などのヒット曲を出し、「リチャード・カーペンタートリオ」のバンド名で活躍していました。
1969年から妹カレンと組んで「カーペンターズ」で活躍。「Close to You」始めとする次々の大ヒットを飛ばし、世界中に名が知れ渡ります。
1983年、カレンが拒食症が原因の突然死は、世間に大きなショックを与えました。
リチャード・カーペンターの結婚相手の妻
リチャード・カーペンターは1984年にメアリー・ルドルフというアメリカ人女性と結婚しています。リチャードが38歳のときです。
メアリーはリチャードよりも11歳年下で、現在62歳。
二人はいとこ同士であったのですが、メアリーは養女であるため、結婚は違法にはならなかったようです。
1975年に二人が出会ったときから、メアリーはリチャードと結婚したかったそうですが、リチャードのほうは他に恋人がいたりして、その気はなかったとか。しかし、9年度、クリスマスに故郷に帰ったときに、リチャードがプロポーズし、メアリーの念願の夢が叶ったというわけです。
リチャード・カーペンターの子どもたち
リチャード・カーペンターは5人の子供がいます。4人の娘と息子です。
クリスティ・リン 長女(1987年8月17日生まれ)、トレーシー・タルム 次女(1989年7月25日生まれ)、ミンディ・カレン三女(1992年7月7日生まれ)、 コリン・ポール 長男(1998年生まれ)、タイラー・メアリー 四女Carpenter(2000年生まれ)。
リチャード・カーペンターの両親、兄弟姉妹は?
父親は、ハロルド・ビートラム・カーペンター (1908年11月8日 – 1988年10月15日)
母親は、アグネス・リューワー・カーペンター (1915年3月5日 – 1996年11月10日)
リチャードは長男で、兄弟は、妹のカレンしかいません。
リチャードもカレンもコネチカット州のニューヘブンで生まれましたが、1963年にはロサンゼルスの郊外に移っています。
リチャードの大学進学を機会にカルフォルニアに引っ越しました。
父親は印刷業を営み、母親は主婦でした。
どんなジャンルの音楽でも好きだった父親の影響で、リチャードは小さい頃から院学に興味があり、すぐにピアノを弾き始めたそうです。子供の頃のお気に入りは、ナタリー・コールとペリー・コモだったそうです。
リチャード・カーペンターは病気だったのか
カレンの拒食症は1976年ごろから始まっており、リチャードは妹の病気を非常に気にしていました。
そのため睡眠障害を起こしてしまいます。アルコール、タバコへの依存が始まり、強度の睡眠薬なしでは、いられなくなってしまいました。リチャードは、6種類の睡眠薬を服用し、夜中にもそれだ必要となる体になってしまい、コンサートも続行できなくなり入院治療を受けます。
2度の入院で、1981年にリチャードはやっとカムバックすることができました。
カーペンターズ兄妹は二人共完璧主義だと言われていましたから、休むことなく仕事をこなしその負担はかなりのものだったと思われます。そして妹が病気であることを苦にして、自分も病気になってしまうのは、やはり深い兄妹愛があったからなのでしょう。
リチャード・カーペンターの現在の活動は?
カレンの死後、リチャードはソロ、もしくはリチャードの家族と芸術活動を行っています。
カリフォルニア州立大学ロングビーチ校の「リチャード&カレン・カーペンター・パフォーミング・アーツ・センター」と提携し、地元の市民芸術プラザ基金の寄付のためのコンサートや奨学金コンサートも開いています。
2018年11月には、カーペンターズ50周年記念として、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と共演した新作アルバム『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』を17年ぶりの新曲発売をしました。
‘The Carpenters with the Royal Philharmonic Orchestra’ features new arrangements composed, produced & conducted by Richard Carpenter. Engineered by Hayden Bendall, mixed by Simon Rhodes, assisted by @StefSound & produced by Nick Patrick. https://t.co/JRM6Er4hbX @rpoonline pic.twitter.com/ssYZGRNN00
— Abbey Road Studios (@AbbeyRoad) 2019年1月20日
リチャードは、この新作で狙ったのは、カレンの歌声をより引き立たせることを重視したそうです。
70歳を過ぎても精力的に音楽活動を続けているリチャード・カーペンターは、見た目も若々しく「万年青年」と呼ばれているそうです。リチャードが作曲するのは70年代のポップスなので、歌い手を探すのに一苦労だと言っていたようですから、歌いこなせる歌手がでてくるといいですね。