ロックバンド、「クリームハイム」のボーカル、尾崎世界観。
高音で独特の歌詞を歌い上げているのが人気ですよね。
本名は祐介なんですが、尾崎世界観って芸名はユニークで、他のメンバーも変な名前です。
今回は、尾崎世界観の名前の由来と小説「祐介」の実話内容を調べてみました。
尾崎世界観のプロフィール
生年月日:1984年11月9日
年齢:34歳(2018時点)
出身:東京都葛飾区
出身校:岩倉高校
身長:166cm
血液型:O型
尾崎世界観は、高校2年生の頃から、ライブハウスに出るようになりました。
大学には行かず、適当に、製本会社に入社したのですが、1年で退社。
その後は、アルバイトをしながら音楽活動をしていたそうです。
「クリープハイプ」は、2001年に結成されました。
メンバーの脱退や加入などを経て、2012年アルバム「死ぬまで一生愛されてると思ってたよ」を発売しメジャーデビューしました。
尾崎世界観の名前の由来は?
尾崎世界観の本名は、尾崎祐介(おざき ゆうすけ)。
祐介から世界観っていう芸名はどうしてつけたのでしょうかね?
下北沢で、ライブをしているときに、「独特の世界観がある」と言われたそうです。その「世界観」が自分では分かっていなかったようですね。それで、その評価に逆ギレしてたようですよ。
多くの人から言われる「世界観が」という曖昧な評価に疑問を感じ、自ら尾崎世界観と名乗るようになる。
引用元:http://www.creephyp.com/profile/
と、本人は語っています。
ちょっとよくわからないですね。
「世界観」の定義が曖昧であるから、世界観という名前をつけたのなら、自分が曖昧であるとういことでしょうか?
しかし、よく言えば、「曖昧」というのは、「フレキシブル」ということですから、どんな事柄や状況にも対応できる、「打たれ強い」という意味にも捉えられますよね。ユニークな良い芸名です。
メンバーでも変な名前の人がいますね。
ベースの長谷川カナオシ。
「カナオシ」って「千と千尋」にでてくる、うまくしゃべれない妖怪のことですね。
このカナオシは「自分の居場所がない、自分を必要とシてくれる人がいない」というキャラでせっていされていますから、ベースの長谷川もそんな孤独感を「クリープハイプ」の中で感じているのかと想定してしまい、ちょっと心配になります。
尾崎世界観の小説「祐介」の内容は実話?
小説のタイトル「祐介」は本名で、半自叙伝と言われています。
売れないバンドマンの生活を、クリープハイプが売れなかったときと、かぶせて書いてあるフィクションです。
成功しても、失敗しても責任を持てるような自信をつけるために、書いた本で、この小説を出版した後は、「クリープハイプ」に対してのモチベーションが、かなりあがったそうです。
内容は、スーパーでバイトをしながら出会った客や、ライブハウスで対バンをしたバンドマンや、バンド仲間と行った先のピンサロ嬢。そんな登場人物たちとの間に起きた些細な暴力やセックスや揉め事。卑屈な主人公の祐介が、それらの出来事を冷めた目で観察・分析する独白。
この小説に、尾崎世界観の体験談や失敗した笑い話、などを期待して読むとがっかりします。
半自伝小説であっても、ドキュメンタリーではなく、文学小説で、小説として面白い本です。
評判としては、半自叙伝ということで、かなり尾崎世界観の自伝の期待があった人たちにとっては、過激な言葉が多いし、重いと感じたようです。読むときは気合が必要なようですね。
すんなり読めてしまった時間とは比例せず、疲れだけが残りました。飾ることをしない尾崎世界観を受けとめるのは体力が要ります。
過激だ… どこまでがほんとでどこまでが創造なんだろ… 綺麗な表紙に醜い中身って感じが好きです
終始ドロっとして不快な内容が続くけど、ついつい最後まで読んでしまった。 後味悪し、でも何故か引き込まれる。
まとめ
尾崎世界観の芸名の由来は、やはり独特の世界観からきていることから、名付けられたのですね。
また小説「祐介」は半自叙伝といっても、小説家が自分の体験を活かして書いたフィクションとして読むほうがいいようです。
自虐的な歌詞をハイトーンボイスで歌う尾崎世界観も、最近では、愛をテーマに優しい気持ちを表現しているようです。「クリープハイプ」や尾崎世界観がどのような変化をとげていくのか、これからの活躍が楽しみですね。