自分がダメだと思うことはよくあることです。
失敗したり、他人と同じようにできなかったりすると、自己嫌悪になりますよね。
時には、そのまま長いこと自己否定を引きずり、ずっと暗い気持ちでいていまいます。
そうすると、自分の人生が嫌になってしまい、気力がなくなってくるが、その状態にもモヤモヤしてきます。
こういう場合は、まずは自己認知と自己肯定感が必要になるでしょう。
しかし、どのようにして、自分の価値を見つけたらよいか迷っているのなら、情熱の芸術家「岡本太郎」の力強い言葉が、きっと助けになると思います。
「岡本太郎」 略歴
1991年、漫画家 岡本一平、歌人 岡本かの子の長男として生まれる。フランスで芸術、哲学、民俗学を学び、帰国後、前衛芸術活動を始める。日本、海外での展覧会で数多くの作品を出品し、世界中の芸術家たちと交流する。絵画、彫刻、美術本を精力的に創作し、テレビなどのメディアでも注目を集める。1996年、85歳。急性呼吸不全のため死亡。
もっと詳しく知りたい方http://www.taro-okamoto.or.jp/archive/chorology.html
岡本太郎の作品
岡本太郎の代表作と言えば、シンボルタワーの「太陽の塔」が有名ですが、他に幾つかメジャーなものをあげてみます。
「空間」
「犬
赤い手 青い手
岡本太郎の作品他http://www.new-york-art.com/old/Tarou-sakuhin.php
岡本太郎の名言
バカな自分を堂々と押し出すのがプライドだ
行動を起こして頑張ったのに成果があがらない。自分では普通のことをしているつもりなのに、他人からは非常識をみられてしまう。
そんな時、自分はダメではないか、と感じるのではないでしょうか。
けれど、それが個性なのです。人とは違う自分なのです。
他人と比べる必要はありません。世界でたった一人の自分を認めてあげ、誇らしく思いましょう!
逃げない、はればれと立ち向かう
人は困難や苦難にぶつかった時、逃げるか、戦うか、我慢し続けて病気になる。
岡本太郎は逃げないで戦うタイプです。
これは「困難」「苦難」というものの、捉え方だと思います。
「困難」を「問題」としてとらえますか?「苦難」を「試練」と捉えますか?
それとも「チャレンジ」として捉えますか?
逃げて、逃げて、逃げまくれることなら良いのですが、結局は後からもっと大きな問題となってやってくることがあります。
または、ずっとつらい思いを我慢して、病気になってしまいます。病気になった時点で、我慢していたことが分かればいいですが、分からない時はそのまま我慢を続けて動けなくなる最悪の状態になります。
「問題」や「困難」はまるで、突然の向かい風に煽られているようです。
それなら、その向かい風をまずは感じてみてください。そして一歩前に踏み出せる自分の可能性を信じてみましょう。晴れ晴れと、向かい風を受けながら進んでいく自分をイメージしてみてください。その「困難」や「苦難」は「挑戦」であり、自分の人生を色とりどりに染め上げてくれるはずです。
生きることは寂しい、だからおもしろい
人生には色々なことが起こります。楽しいことだけじゃなく、寂しいことも多々あります。
大事な人との別れや、他人の共感を得られなかったり、反感をかったりした時、孤独を感じますよね。そんな時は、寂しさを紛らわすため、予定を過剰に詰め込んだり、自分の意志を曲げ、人に合わせようと妥協したくなっていませんか?
けれど、その「寂しさ」を愛してみてはいかがでしょうか?
「寂しい」と感じるのは、自分が多くの経験をし、思考している証拠です。孤独は自分自身を強くします。そして、また経験値を上げ、考える力を作っていきます。
だから、豊かな生き方ができるのです。
何に対して寂しさを感じることを探ってみると、面白いことに、自分がどういった人間なのかが、わかってくるのです。
寂しいなら、無理に楽しくする必要はありません。「寂しさ」を感じることができる自分に、誇りを持つことは大切なことなのです。
「岡本太郎」名言いろいろhttp://meigen-ijin.com/okamototaro/#meigen
自分が嫌になったら
時々、自分のことをネガティブに思ってしまうのは、当たり前のことです。
人は衣食住が整うと、自己向上欲求が出てくるからです。この自己欲求の期待値に到達していないと、不満が起こり、自己否定が発生します。
そんな時は、自分の立ち位置を把握し、自分の尺度で現状を測ってみてはどうでしょうか。そうすれば、自分がどんなに頑張って生きているか気づくことができます。
そして、自分自身であることの素晴らしさと、これからの数多くの可能性があることを、感じられるのではないでしょうか。
岡本太郎の情熱的な言葉が、ほんの少しでも、あなたの背中を押すことができれば、嬉しく思います。