舩大工栄氏(浅草おでん大多福 五代目大将)が、9月14日(金)フジテレビ『モノシリーのとっておき~すんごい人がやってくる!~』で、コンビニおでんモノシリーとして、出演します。
「大多福」は代々続くおでん屋さんです。
今回は、ここの五代目の舩大工栄氏のプロフィールをまとめてみました。
またおでんの経歴や大多福がどんな店なのかも調べてみました。
舩大工栄のプロフィール

名前:舩大工栄(ふなだいく さかえ)
生年月日:1967年2月
出身地:東京都台東区千束
出身校:郁文館商業高校、服部栄養専門学校
舩大工氏は、台東区千束の生まれと育ち。ちゃきちゃきの江戸っ子ですね。それも5代も続いているなんて本物の下町江戸っ子です。
そして、高校を卒業されたあと、栄養学の専門学校にも通われて、食に対して熱心で勉強家ですね。
ちなみ舩大工氏は既婚です。
浅草一体は「おかみさん会」というものがあって、老舗の奥さんは必ず入会して、家業をさせています。結構パワーのある会で、有名人を講演なんかに呼べちゃうんですよ。きっと舩大工氏の奥様も内助の功を発揮して、「大多福」をバッチリ支えていることでしょう。
舩大工栄のおでん経歴

舩大工氏は、家業であるこのおでん屋を中学の時から、カウンターに立って手伝っていました。先代から教えを受け、推薦三本を蹴って食材や料理の研究ができる専門学校に進んだそうです。その研究熱心さが郷土史、地理・地勢学、人物史などにまでに及んで、来るお客さんを楽しませています。
1年間料理専門学校行って、20歳からこのお店で本格的に働き始めました。30年以上、同じ職業働いているんですね。おでん歴長いです!
舩大工氏は、おでんに衝撃をうけてこの職業についたとかいうのではなく、生まれてから家業を継ぐのが当たり前に感じていたそうです。他の道に行くのは考えなかったとも語っています。
代々続いているお店で、伝統があるので大きく変えてはいけないと思う不安はありましたが、新しいものもやらなくてはいけないと思って、その時の時代に求められる味や品を創作してるそうです。
目標は変わらずに色々なお客様から指示を受けられるようにしているとのこと。
いつもの「大多福」のおでんの味でありながら、お客さんの要望も取り入れるといった応対が、人気の秘訣でもあるのでしょう。
「大多福はどんな店?
「大多福」の創業は明治の中頃、大阪法善寺横丁のお店と伝えられているそうです。
当時の名前は「お多福」でしたが、大正4年(1915)に大阪法善寺境内の店舗から浅草に移転したとき、新天地の東京で「大多福」に変えたそうです。100年以上続いているわけですね。歴史を感じさせますね。
「大多福」での1番人気はやはり不動の大根!

「大多福」自慢のこだわりのだしが、他の食材の旨味と混じり合って、ホロリと崩れ落ちるような美味しさです。
店内は少し面白い作りになっているようです。

実は店の入口から店の奥までは80cmも高くなっているそうです。この辺りが空襲で焼け野原になった際、道路を復旧させるため、道路を塞ぐ瓦礫を、とりあえず建物が焼け落ちた敷地に運び入れたわけです。
その後、建物を建てようとなるんですが、敷地は瓦礫でこんもりとなってしまっています。でも、他に瓦礫を運んでいく場所もなかったので、そのままがれきの上に建てるしかなかったそうです。お店の中に、坂があるんですね。
まとめ

舩大工栄氏が老舗のオーナーに相応しい経歴と、たゆまない努力をしている方でしたね。
また「大多福」も伝統を感じさせる素敵なお店です。
これから寒くなってきますから、おでんは必需食品!やはり一度は「大多福」のおでんを味わいたいものです!